『こち亀』の原画など約1400点を展示 充実の見応え「ラフ∞絵」開催

『こち亀』の原画など約1400点を展示 充実の見応え「ラフ∞絵」開催
『こち亀』の原画など約1400点を展示 充実の見応え「ラフ∞絵」開催

「ラフ∞絵」

POPなポイントを3行で

  • 千代田区のアートギャラリーで「ラフ∞絵」開催
  • タツノコプロ出身・人気作家のラフ画など約1400点を展示
  • お互いの代表作を描き合う企画も開催
連載40周年・コミックス200巻で最終回を迎えた人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(通称:こち亀)の作者・秋本治さんをはじめとする人気アーティストのラフ画や完成画およそ1400点展示する「ラフ∞絵(らふむげんえ)」が、4月16日(火)まで千代田区のアートギャラリー・Art Chiyoda 3331で開催されている。

参加アーティストは秋本治さんに加え、『FINAL FANTASY』のキャラクターデザインを担当した天野喜孝さん、『機動戦士ガンダム』のモビルスーツのデザインを手がけた大河原邦男さん、『科学忍者隊ガッチャマン』や『魔法の戦士クリィミーマミ』のキャラクターデザインを担当した高田明美さんの4人。

当展覧会では、それぞれのアーティストの作品の展示だけでなく、お互いの代表作を描き合う「チェンジ・アンド・チャレンジ」という企画も開催される。

【画像】「ラフ∞絵」の展示をもっと見る

タツノコプロ出身のアーティストが集結

この展覧会に参加している4人は、いずれも幅広い層から長く支持を集めるだけでなくタツノコプロ出身で自身の作品づくりの礎を築いてきたという共通点がある。

タツノコプロは、「タイムボカン」シリーズや『ヤッターマン』、『ハクション大魔王』など、誰もが知る人気アニメをつくり続けているプロダクション。アニメ製作を志す人の憧れの的でもある。 アーティストごとに作品が見られるように区切られた展示室は、キャラクターが生まれるまでの紆余曲折もうかがい知れる見応えたっぷりな内容となっている。

愛とリスペクトの溢れる作品の描き合い

お互いの作品を、それぞれの持ち味たっぷりに描く企画「チェンジ・アンド・チャレンジ」も開催される。

高田明美さんの作品『魔法の天使クリィミーマミ』を、ガンダムのモビルスーツデザインを担当した大河原邦男さんがロボット化して描いた作品。 同じく『クリィミーマミ』を『タイムボカン』のキャラクター・おだてブタと一緒に描いた天野喜孝さんの作品など、お互いの作品、タツノコプロへの愛とリスペクトが存分に感じられる作品が多数展示されている。

また、参加アーティストによるトークライブやワークショップなどのイベントも実施される(外部リンク)。

作品数に加え、その密度の高さも圧倒的なこの展覧会。1日かけてたっぷり楽しみたい。

【画像】「ラフ∞絵」の展示をもっと見る

胸高鳴るアニメの話

この記事どう思う?

この記事どう思う?

イベント情報

「ラフ∞絵」

会期
2019年4月2日(火)〜4月16日(火) ※会期中無休
開場時間
11:00〜20:00(入館最終案内は19:30まで)
会場
3331 Arts Chiyoda(〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14)
料金
一般券(一般/2000円 大学生/1500円 高校生/1000円)
プレミアチケット/3000円
※入場券購入者へは、会場で「特典」をお渡しします。
一般券はモノクロチケット4種のうち1種。プレミアチケットはカラーチケット4種セットです。
※中学生以下および障がい者手帳をお持ちの方は入場無料です。
介護が必要な場合、介護者1人まで無料です。
※各種専門学生は「大学生」のチケットをご購入ください。
主催
「ラフ∞絵」実行委員会
広報協力
株式会社スクウェア・エニックス
特別協力
楽プリ株式会社、3331Art Chiyoda112

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。