全国の小学生の将来つきたい職業ランキングとして、YouTuberが3位にランクインした。
回答は、学研ホールディングスが、全国の小学生の各学年・男女100人ずつの計1200人を対象に、2018年9月に実施したアンケートをまとめた「小学生白書Web版」より、「小学生の日常生活・学習・自由研究等に関する調査」で明らかになった。
一年前の同調査結果から、さらに順位を上げる結果となった。
女子の総合は1位がパティシエ、2位が看護師、3位が保育士・幼稚園教諭というお馴染みの職業が並ぶ。
他方、男子のランキングでは、学年別で見ても小学1年から5年生までの定番のスポーツ選手、警察官など定番の職業をおさえてYouTuberが2位にランクインという結果となった。
ただし、小学6年生男子のアンケートでは、公務員や会社員に並んで9位に留まっている。
YouTuberは男子に顕著な人気のある職業であること、中学生近くなるとやや現実的な回答となってきていると受け取れる。
また、YouTuberが全体でも17位という結果になった女子の「将来つきたい職業」についての学年別のアンケートでは、1年生で9位、4年生で8位、それ以外の2・3・5・6年生で圏外。
女性YouTuberも多いが、女子の憧れる職業としてはそれほど人気が高くないことがうかがえる。
しかし、2017年の調査結果では、将来つきたい職業の総合で4位、男子総合で2位に急浮上している。 今回発表された2018年の調査結果では総合3位であることを踏まえると、年々、子どもたちの間でWebコンテンツの浸透や人気が広がっていると考えられる。
生粋のデジタルネイティブ世代の彼ら彼女らが、インターネットから受ける影響は計り知れないとも言える。
現代のネットにあふれるPOPなコンテンツに良い意味で影響されれば、未来では、さらにPOPなコンテンツが増えることになるかもしれない 一方で、回答者の小学生たちの保護者1200人を対象とするアンケート結果では、子供に期待する職業として、専門資格や高い技術を必要とする職業を指す「専門職」が1位、「教師・公務員」が2位、「大企業の社員」が3位。
そもそも「大企業の社員」は役職であって職業ではないし、子供に期待する職業は「特にない」を含めればそれらをおさえてぶっちぎりのトップだが、それでも多数の親からしたら、将来は安定した人生を送って欲しいと思うのが本音なのだろう。
YouTuberになるには、まず両親の理解を得る必要がありそうだ。
一年前の同調査結果から、さらに順位を上げる結果となった。
男子小学生の憧れYouTuber
注目すべきは、全体ランキングでは3位となった「YouTuberなどのネット配信者」のうち、男女間で明確な差異が見られる点。女子の総合は1位がパティシエ、2位が看護師、3位が保育士・幼稚園教諭というお馴染みの職業が並ぶ。
他方、男子のランキングでは、学年別で見ても小学1年から5年生までの定番のスポーツ選手、警察官など定番の職業をおさえてYouTuberが2位にランクインという結果となった。
ただし、小学6年生男子のアンケートでは、公務員や会社員に並んで9位に留まっている。
YouTuberは男子に顕著な人気のある職業であること、中学生近くなるとやや現実的な回答となってきていると受け取れる。
また、YouTuberが全体でも17位という結果になった女子の「将来つきたい職業」についての学年別のアンケートでは、1年生で9位、4年生で8位、それ以外の2・3・5・6年生で圏外。
女性YouTuberも多いが、女子の憧れる職業としてはそれほど人気が高くないことがうかがえる。
2017年から急浮上 保護者の本音は?
YouTuberは、2016年までの同調査ではランクインすらしていなかった。しかし、2017年の調査結果では、将来つきたい職業の総合で4位、男子総合で2位に急浮上している。 今回発表された2018年の調査結果では総合3位であることを踏まえると、年々、子どもたちの間でWebコンテンツの浸透や人気が広がっていると考えられる。
生粋のデジタルネイティブ世代の彼ら彼女らが、インターネットから受ける影響は計り知れないとも言える。
現代のネットにあふれるPOPなコンテンツに良い意味で影響されれば、未来では、さらにPOPなコンテンツが増えることになるかもしれない 一方で、回答者の小学生たちの保護者1200人を対象とするアンケート結果では、子供に期待する職業として、専門資格や高い技術を必要とする職業を指す「専門職」が1位、「教師・公務員」が2位、「大企業の社員」が3位。
そもそも「大企業の社員」は役職であって職業ではないし、子供に期待する職業は「特にない」を含めればそれらをおさえてぶっちぎりのトップだが、それでも多数の親からしたら、将来は安定した人生を送って欲しいと思うのが本音なのだろう。
YouTuberになるには、まず両親の理解を得る必要がありそうだ。
時代がYouTuberに追いついてきた?
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