日本を代表するYouTubeクリエイターやアーティスト、そのファンが集まる祭典「YouTube FanFest 2018」(略称:YTFF)が幕張メッセイベントホールにて12月11日、12日に開催されました。2日間の開催は日本で初の試みです。
2013年よりアジアを中心に11か国で開催され、2015年以降はカナダやブラジルなどでも実施される世界規模の本イベント。
日本での開催は5回目となる今回も国内の人気YouTuberが集結し、会場には多くのファンが集まりました。
余談ですが、大学生インターンの筆者もYouTubeが大好き。「YouTube FanFest 2018」の開催を知ったときには「ぜひ取材したい!」と手を挙げずにはいられませんでした。
そんな筆者が今回、2日目の「YouTube FanFest Red Carpet」と「ライブステージ」のレポートをお届けしていきます。
提供:YouTube
YouTubeクリエイターたちが、ファンからの声援を背にレッドカーペットを歩きながら、ファンとの写真撮影やサインに応じます。それぞれがこだわりの衣装で登場し会場から歓声が上がりました。東海オンエア、HIKAKIN、スカイピース、はじめしゃちょーら大集結!@YouTube FanFest
レッドカーペットを歩くYouTuberを見ていると、やはり人気の秘訣はファンとの距離の近さにあるという印象を受けます。僕自身、YouTuberが丁寧にファンと交流している姿を見て好感を持ちました。
特に印象に残ったのは体操服姿で登場したスカイピースの2人。登場時の黄色い声援が他のクリエイターと比べても頭ひとつ抜きん出ていたように感じました。
新曲「今」を歌い上げキレのあるダンスも披露。 司会の水溜りボンドの2人は息の合ったトークで会場を盛り上げました。やはりライブだとトークの行き違いや小さなトラブルも起こりますが、それらをカバーする見事な司会っぷりはあっぱれのひとこと。 次に登場したのはアバンティーズ。そらちぃさんがメインで作詞・作曲したという「PLAY NEW WORLD」を披露しました。なんとあの人気音楽プロデューサーのtofubeatsさんも制作に携わったとのこと。12月21日(金)にはMVが公開されることも発表されました。 tofubeatsさんの真骨頂ともいえるテクノ調のトラックにメンバーのラップが乗って完成度の高い楽曲に、僕も気づくと自然に体が揺れていました。
前半のライブで会場はがっちりロックされトークライブへと移っていきます。
2018年にチャンネル登録者100万人を達成したクリエイターがHIKAKINさんから金の盾を受け取り表彰を受けました。カリスマブラザーズやブライアンさん、恭ちゃんさんなど総勢24組の人気クリエイターが出演しました。 この表彰式にしか登場しないYouTuberも多く、贅沢すぎるキャスティングに驚きが隠せませんでした。 バーチャルYouTuber界の親分ことキズナアイさんはスクリーン上で金の盾を受け取りました。今回はゲームチャンネル「A.I.Games」での受賞です。 2016年に登場し、バーチャルYouTuberにおけるHIKAKINさん的存在のキズナアイさん。会場の視線を釘付けにし、観客からは「かわいい」という声も上がっていました。当然ですね。
ボカロPとして活動するみきとPさんは、イベントに出演した他のYouTuberと比べるとチャンネル登録者数や知名度では劣るかもしれません。しかし、その楽曲の素晴らしさから、パフォーマンス終盤には会場全体がペンライトを振って大盛り上がり。
みきとPさんのファンである僕は、彼を知らないかもしれないYouTubeファンに受け入れられている様子を見て、勝手にうれしい気持ちになってしまいました。 2012年にリリースされた「サリシノハラ」に続き、はじめしゃちょーさんをはじめとするYouTuberたちと「いーあるふぁんくらぶ」を披露。
majikoさんと歌う「ロキ」も圧巻のパフォーマンスでした。キズナアイさんとミライアカリさんもモニター上でかわいらしいダンスを見せてくれました。
トリをつとめたのはFischer's-フィッシャーズ- 。2018年の春にリリースした「サヨナラまたな」に続き、夏にリリースした「未完成人」で会場は一気にヒートアップしました。 ミュージックステーションにも出演し、2018年は飛躍の年となったFischer's-フィッシャーズ-。ぺけたんさんの歌唱力の高さに加えて、メンバー全員でタオルをふるパフォーマンスで会場内に一体感が生まれました。
来場者は約9割が女性。制服で来場している人も多く、YouTubeのファン層はやはり10代女子が多いようでした。社会現象にもなっているいま最もホットなコンテンツであるYouTuber。
彼らのクリエイティブな発想や意欲、視聴者を楽しませようとする姿勢をひしひしと感じました。ファンの熱狂を見ていると、今後もYouTubeはさらなる盛り上がりを見せそうだなと実感。
バーチャルYouTuberなど、新たな配信者も日々現れ続けるYouTubeに、今後も注目し続けてしまいそうです。
2013年よりアジアを中心に11か国で開催され、2015年以降はカナダやブラジルなどでも実施される世界規模の本イベント。
日本での開催は5回目となる今回も国内の人気YouTuberが集結し、会場には多くのファンが集まりました。
余談ですが、大学生インターンの筆者もYouTubeが大好き。「YouTube FanFest 2018」の開催を知ったときには「ぜひ取材したい!」と手を挙げずにはいられませんでした。
そんな筆者が今回、2日目の「YouTube FanFest Red Carpet」と「ライブステージ」のレポートをお届けしていきます。
提供:YouTube
人気YouTuberがレッドカーペットを歩きファンサービス
今年も開催した「YouTube FanFest Red Carpet」。YouTubeクリエイターたちが、ファンからの声援を背にレッドカーペットを歩きながら、ファンとの写真撮影やサインに応じます。それぞれがこだわりの衣装で登場し会場から歓声が上がりました。
開幕からエンジン全開!圧巻のライブ前半戦
続いてはライブパート。会場のライトが消え、緊張感が高まっていくなか、現れたのはHIKAKIN(ヒカキン)さんとSEIKIN(セイキン)さん! いきなりのラスボス登場に、会場のボルテージは一気に最高潮に達します。新曲「今」を歌い上げキレのあるダンスも披露。 司会の水溜りボンドの2人は息の合ったトークで会場を盛り上げました。やはりライブだとトークの行き違いや小さなトラブルも起こりますが、それらをカバーする見事な司会っぷりはあっぱれのひとこと。 次に登場したのはアバンティーズ。そらちぃさんがメインで作詞・作曲したという「PLAY NEW WORLD」を披露しました。なんとあの人気音楽プロデューサーのtofubeatsさんも制作に携わったとのこと。12月21日(金)にはMVが公開されることも発表されました。 tofubeatsさんの真骨頂ともいえるテクノ調のトラックにメンバーのラップが乗って完成度の高い楽曲に、僕も気づくと自然に体が揺れていました。
前半のライブで会場はがっちりロックされトークライブへと移っていきます。
登録者100万人を達成したクリエイターが続々登場
2018年に日本国内で最も注目を集めた動画ランキングが発表されたあとにはじまったのは、初の試みとなる「100万人登録者ステージ」。2018年にチャンネル登録者100万人を達成したクリエイターがHIKAKINさんから金の盾を受け取り表彰を受けました。カリスマブラザーズやブライアンさん、恭ちゃんさんなど総勢24組の人気クリエイターが出演しました。 この表彰式にしか登場しないYouTuberも多く、贅沢すぎるキャスティングに驚きが隠せませんでした。 バーチャルYouTuber界の親分ことキズナアイさんはスクリーン上で金の盾を受け取りました。今回はゲームチャンネル「A.I.Games」での受賞です。 2016年に登場し、バーチャルYouTuberにおけるHIKAKINさん的存在のキズナアイさん。会場の視線を釘付けにし、観客からは「かわいい」という声も上がっていました。当然ですね。
メイクアップチャレンジや東海オンエアによるクイズも
バックステージではまあたそさん、よききさん、ふくれなさん、マリリンさん、和田さん。さんがそれぞれテーマを決めて実施したメイクアップチャレンジも。 その様子は、2018年のJCJK流行語大賞に「あげみざわ」と「どこまで行っても渋谷は日本の東京」が選出されたkemioさんがレポート。独特のワードセンスと圧倒的なトークスキルでモニター越しに会場を笑いの渦に巻き込みました。 ほかにも、ステージに登場した東海オンエアが、自分たちの動画を見たクリエイターに対してクイズを出す場面も。 さすがは東海オンエア。YouTuberらしい奇抜な髪型や衣装も相まって華があります。ユーモアあふれるかけあいで会場を盛り上げました。プロ顔負けの本格パフォーマンス!ライブ後半戦
イベントも終盤。ライブ後半戦で個人的に一番テンションが上がったのはみきとPさんのパフォーマンスでした。ボカロPとして活動するみきとPさんは、イベントに出演した他のYouTuberと比べるとチャンネル登録者数や知名度では劣るかもしれません。しかし、その楽曲の素晴らしさから、パフォーマンス終盤には会場全体がペンライトを振って大盛り上がり。
みきとPさんのファンである僕は、彼を知らないかもしれないYouTubeファンに受け入れられている様子を見て、勝手にうれしい気持ちになってしまいました。 2012年にリリースされた「サリシノハラ」に続き、はじめしゃちょーさんをはじめとするYouTuberたちと「いーあるふぁんくらぶ」を披露。
majikoさんと歌う「ロキ」も圧巻のパフォーマンスでした。キズナアイさんとミライアカリさんもモニター上でかわいらしいダンスを見せてくれました。
トリをつとめたのはFischer's-フィッシャーズ- 。2018年の春にリリースした「サヨナラまたな」に続き、夏にリリースした「未完成人」で会場は一気にヒートアップしました。 ミュージックステーションにも出演し、2018年は飛躍の年となったFischer's-フィッシャーズ-。ぺけたんさんの歌唱力の高さに加えて、メンバー全員でタオルをふるパフォーマンスで会場内に一体感が生まれました。
熱狂のなかで幕を閉じたYouTube FanFest
ライブ配信終了後には「ファンフェスー!」の掛け声で記念写真を撮り、「YouTube FanFest 2018」は幕を閉じました。来場者は約9割が女性。制服で来場している人も多く、YouTubeのファン層はやはり10代女子が多いようでした。社会現象にもなっているいま最もホットなコンテンツであるYouTuber。
彼らのクリエイティブな発想や意欲、視聴者を楽しませようとする姿勢をひしひしと感じました。ファンの熱狂を見ていると、今後もYouTubeはさらなる盛り上がりを見せそうだなと実感。
バーチャルYouTuberなど、新たな配信者も日々現れ続けるYouTubeに、今後も注目し続けてしまいそうです。
チーズ 📸 #YTFF ライブイベントのご視聴ありがとうございました🎉
— YouTube FanFest (@YouTubeFanFest) 2018年12月13日
ステージを盛り上げてくれたクリエイターの皆さん、そしてご来場の皆さん、ありがとうございました✨ pic.twitter.com/06wlZRuSfS
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