病みかわいい女性ラッパー pinoko、デビュー作『Hotel』で愛を問う

病みかわいい女性ラッパー pinoko、デビュー作『Hotel』で愛を問う
病みかわいい女性ラッパー pinoko、デビュー作『Hotel』で愛を問う

pinokoさん

POPなポイントを3行で

  • 女性ラッパー pinokoがデビュー作『Hotel』をリリース
  • ホテルを舞台に愛や生きることを問いかけたアルバム
  • キャッチーなメロディー、心をえぐるようなリリックに注目
女性ラッパー/シンガーのpinokoさんがデビュー作『Hotel』を10月10日(水)にリリースした。

同作は、人々の感情が行き交い欲望が溢れるホテルを舞台にして、愛や生きることについて、自分とは何かを問いかけたアルバム。高度なラップスキルとキャッチーなメロディーに加えて、心をえぐるようなリリックも聴きどころとなっている。

さらに同日、pinokoさんも所属するレーベル・Chilly Sourceからコンピレーション作品『Chilly Source Compil Vol.1』もリリースされた。

初音ミクとのコラボで話題に

幼い時より、ピアノや和太鼓、篠笛を通じて音楽に関わってきたpinokoさん。

23歳の時に病気が発覚し、入院と手術を繰り返す日々が続き、自身の中の一つ一つでは言葉にならない繊細な思いを形にしたいという思いからラップをスタート。

現在は、チルで気持ち良い音楽を発信するライフスタイルレーベル・Chilly Sourceに所属している。
pinoko -たばこ
ダウナーで病んだ世界観の中にどこかキュートさを感じさせる音楽性が特徴となっているほか、比喩表現を用いた歌詞もユーモアが溢れる。

2017年には初音ミクさんと手塚治虫さんがコラボした「手塚治虫作品に敬意を。初音ミクよりラップにのせて」への楽曲提供、2018年には初音ミクさんとNEWDAYSがコラボした「NEWDAYS」でも歌詞とラップを担当し話題を集めた。
pinoko & 初音ミク「NEWDAYS」

「分かっているけど、割り切れない」気持ちを作品に

「心と頭が同じになれない」そんな不安と葛藤をチルなトラックに乗せて綴った『Hotel』。

『Hotel』

MVを公開し好評を受けた「where r u going?」「たばこ」などの楽曲のほか、新曲やリミックスなど全9曲が収録されている。

なお、pinokoさんより本作に関してコメントも到着。苦悩の先に見出した希望を信じていこうというメッセージが込められているとのことだ。

このアルバムは自分の中で"分かっているけど、割り切れない"そんな気持ちをそのまま落とし込んだ作品になっています。
誰しも悩んでいる中で、泣いたり、喚いたり、消えてしまいたい気持ちに苛まれたりすることもあるかもしれません。ただ、その苦しみの先には少しでもステキな何かがあるんじゃないかと希望を信じていこうというメッセージを込めて制作しました。

今回のアルバムはChilly Sourceメンバーを始めとして、沢山の人に私のワガママを聞いてもらい、細部にもこだわった上で完成しました。是非聴いていただけたら嬉しいです。 pinokoさんコメント

ゆるめのヒップホップ

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CD情報

Hotel / ホテル

アーティスト
pinoko / ピノコ
発売日
2018年10月10日
形態
CD、及びデジタル配信
品番
CHILL-1002
価格
1,800円+税
発売元
Chilly Source

1. where r u going? (sugarloaf remix)
2. たばこ
3. rain drop
4. after pills
5. inseparable
6. すいみんやく (acoustic ver)
7. where r u going? (Original)
8. Skit
9. after pills illmore remix

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