国上寺「炎上供養」サイトが本気の焚き上げ 流れるお経を聞きながら

国上寺「炎上供養」サイトが本気の焚き上げ 流れるお経を聞きながら
国上寺「炎上供養」サイトが本気の焚き上げ 流れるお経を聞きながら

画像は国上寺「炎上供養サイト」よりキャプチャ

POPなポイントを3行で

  • 新潟の国上寺が「炎上供養専用サイト」を開設
  • 柴燈大護摩の火にくべて供養も実施
  • 来寺して自ら火渡りも可能
新潟県燕市の国上寺が、日本初の炎上供養専用サイトをオープンした。

サイケデリックなサイトでは炎上したデータを供養すべく、延々とお経が唱えられているので、ぜひその音とともに内容を確認してほしい。

ネット上では「虚構新聞かと思ったらガチかよ」といった驚きや戸惑いの声に加え、「やっぱ神社仏閣はこうじゃないと」「この寺がネット炎上しそう」などの肯定とも否定ともとれるコメント、さらには「〇〇を供養すべき」という意見までがあふれ、話題を呼んでいる

炎上供養でネット上での無病息災を

昨今のデジタル社会におけるネット上での「炎上」は、現代型の災難であるという考えのもと、 しっかりと炎上を供養してネット上での無病息災を願うことが目的とのことだ。

不運にも炎上してしまった過去の発言をコピーしたデータ、炎上ツイートの画像を奉納(アップロード)し、サイト内の「供養」ボタンを押せば、24時間年中無休で供養してくれる。奉納は本日から募集スタートしている。

ちなみに、国上寺は開山1300年を超え、上杉謙信公や源義経・弁慶聖徳太子ともゆかりのある越後最古の古刹、つまり、かなり由緒正しいお寺である。

そんな由緒正しい国上寺の住職が本気で供養をしてくれるのだから、どしどし奉納したいところだ。

実際に柴燈大護摩の火で供養も実施

10月7日(日)に開催される柴燈大護摩火渡り大祭では、2017年以降に炎上した発言やSNSの投稿を撫木(なでぎ)に書き、柴燈大護摩の火にくべて焚き上げる、“炎上供養”も執り行う。こちらも本日から10月5日(金)12:00まで、個人・企業問わず募集している。

また、当日来寺し、自ら撫木に記入して火渡りをすることも可能だという。

ネットにおける炎上が日常的になった昨今、「炎上 サービス」で検索してもわかるように、多くのサービスが生まれている。その多くが、炎上を未然に防ぐサービスなのに対して、国上寺の炎上供養は、すでに起きてしまった炎上を焚き上げ供養するもの。

今年も数多くの炎上案件が発生しているが、当日の炎上供養では盛大に火柱が立ち上がりそうだ。

一年前の炎上もつい最近の炎上も、まとめて南無ぅ

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