TYPE-MOONによる「Fate」シリーズ初のスマートフォン向けゲームとして2015年にリリースされた『Fate/Grand Order』(通称「FGO」)。
二次創作も盛り上がっている「FGO」だが、9月26日(火)に「二次創作に関するガイドライン」が公開された。
原作者の奈須きのこさんもシナリオ/監修として参加し、公式作品として物語を拡張させて大きな反響を得ている。
App Storeのトップセールスで常に上位に君臨するほど盤石の人気だ。
それぞれのキャラクター人気も高く、「コミックマーケット」といった同人イベントにいけば、FGOの二次創作ジャンルがいかに活発か、コスプレがいかに人気か、肌で感じることができるはずだ(関連記事)。
そこには、「素材の利用についてのガイドライン」と「制作物についてのガイドライン」がそれぞれ簡潔にまとめられている。
例えば「素材の利用についてのガイドライン」の「画像、映像について」の項目では、コピーやスキャンは禁止、ただしトレースを除いて描き起こされたイラストなどの使用については問題ないと明言。
あるいは「制作物についてのガイドライン」の「同人グッズについて」の項目では、商業目的での制作や頒布など、明らかに「同人活動」の範囲を超えていると判断できるものは禁止とされた。
ただ、こういった項目は“良識ある同人活動”をしていれば抵触する恐れのない、かなり緩やかなガイドラインとなっている。なお、コスプレについての言及は現時点ではない。
そのため、公式が二次創作についてのガイドラインを策定するケースは少なくない。
例えば、人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん〜艦これ〜』も過去に運営が同人活動について言及していたり、ゲームメーカーのニトロプラスは許諾できる販売数量や売上額についても規定を定めていたりと(外部リンク)、その対応は様々。
二次創作も盛り上がっている「FGO」だが、9月26日(火)に「二次創作に関するガイドライン」が公開された。
二次創作の盛り上がりが、FGO人気を物語っている
配信から2年が経つ『Fate/Grand Order』は、歴史上の人物をサーヴァントとして召喚して戦う「Fate」シリーズの世界をそのままアプリでも再現。原作者の奈須きのこさんもシナリオ/監修として参加し、公式作品として物語を拡張させて大きな反響を得ている。
App Storeのトップセールスで常に上位に君臨するほど盤石の人気だ。
それぞれのキャラクター人気も高く、「コミックマーケット」といった同人イベントにいけば、FGOの二次創作ジャンルがいかに活発か、コスプレがいかに人気か、肌で感じることができるはずだ(関連記事)。
「二次創作に関するガイドライン」はかなり緩やかな印象
今に限った話ではないが、そういった二次創作の盛り上がりを受けてか、運営から新たに「二次創作に関するガイドライン」が発表された。そこには、「素材の利用についてのガイドライン」と「制作物についてのガイドライン」がそれぞれ簡潔にまとめられている。
例えば「素材の利用についてのガイドライン」の「画像、映像について」の項目では、コピーやスキャンは禁止、ただしトレースを除いて描き起こされたイラストなどの使用については問題ないと明言。
あるいは「制作物についてのガイドライン」の「同人グッズについて」の項目では、商業目的での制作や頒布など、明らかに「同人活動」の範囲を超えていると判断できるものは禁止とされた。
ただ、こういった項目は“良識ある同人活動”をしていれば抵触する恐れのない、かなり緩やかなガイドラインとなっている。なお、コスプレについての言及は現時点ではない。
ちなみにこれは、原作者の奈須きのこさんが所属するTYPE-MOONが発表している二次創作のガイドラインと、ほぼ同じ内容だ(外部リンク)。個人の皆様が本ゲームに関連する「同人誌」などを即売会等で頒布される場合のガイドラインを策定いたしましたので、以下内容を遵守のうえ二次創作をお楽しみくださいますよう、お願い申し上げます。 「Fate/Grand Order 二次創作に関するガイドライン|Fate/Grand Order 公式サイト」より引用
二次創作ガイドライン、規定は様々
周知の通り、アニメや漫画、ゲームといったジャンルにおいては、「コミックマーケット」をはじめとした同人活動は無視できない規模だ。そのため、公式が二次創作についてのガイドラインを策定するケースは少なくない。
例えば、人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん〜艦これ〜』も過去に運営が同人活動について言及していたり、ゲームメーカーのニトロプラスは許諾できる販売数量や売上額についても規定を定めていたりと(外部リンク)、その対応は様々。
ただ、その多くが、一概に同人活動を禁止するのではなく、あくまでルールの範囲で共に盛り上げようとする姿勢がうかがえる。「艦これ」の同人誌やイラスト・漫画・小説・コスプレ(全年齢)等の一般慣例的な【同人活動】については…公序良俗に反するもの・ゲームシステムのあるもの・ゲーム内の音源/画像を使ったもの・関係各社/者に迷惑を与えるもの以外は…【現時点】では基本【OK】と考えています。#艦これ
— 「艦これ」開発/運営 (@KanColle_STAFF) 2013年12月28日
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