アメリカ航空宇宙局(NASA)が製作中の次世代宇宙服「Z-2」、そのデザインを決めるための一般投票が開始された。
NASAでは「Zシリーズ」と題して次世代宇宙服のプロトタイプを制作しており、第一号「Z-1」に続く新型の宇宙服「Z-2」を現在開発中。
2014年11月の完成を目指して現在製作しているこのモデルでは、惑星探査を想定した設計をしており、着る人間に合わせた3Dスキャン成形技術や調整機構の導入、宇宙空間を想定した真空状態でのテストの実施など、プロトタイプとはいえ、実際に使用される完成形の宇宙服により近づいたものとなる。
胴体やバックパックにはライン状の発光部分がある。
視認性を高めるための発光パネルは映画『Tron』も彷彿とさせる。
「Nike+」に代表されるウェアラブル技術を取り入れたスポーツウェアを参考に、運動着のような鮮やかな色とデザインパターンを使っている。
webサイト上での投票締切は4月16日13時(日本時間)まで、結果は4月30日に発表される予定。
アカデミー賞で7部門受賞を果たした映画『ゼロ・グラビティ』や、4月から放送開始されるTVアニメ『キャプテン・アース』、次回作の制作が決定した人気シリーズ「マクロス」など、宇宙をテーマにした作品が話題を集めているが、フィクションの世界で楽しむだけでなく現実の宇宙開発の一端に触れる機会としても、今回の投票にはぜひ参加したいところだ。
NASAでは「Zシリーズ」と題して次世代宇宙服のプロトタイプを制作しており、第一号「Z-1」に続く新型の宇宙服「Z-2」を現在開発中。
2014年11月の完成を目指して現在製作しているこのモデルでは、惑星探査を想定した設計をしており、着る人間に合わせた3Dスキャン成形技術や調整機構の導入、宇宙空間を想定した真空状態でのテストの実施など、プロトタイプとはいえ、実際に使用される完成形の宇宙服により近づいたものとなる。
投票できるデザインは3種類
今回は宇宙服「Z-2」のデザインを一般投票によって決定するということで、以下の3種類から好きなデザインを1つ選び、ログインなどはなしでWebサイトから投票することが出来る。"Biomimicry"
海洋生物や爬虫類の皮膚をモチーフとしてデザインに取り入れたモデル。胴体やバックパックにはライン状の発光部分がある。
"Technology"
これまでの宇宙服を発展的に進化させたモデル。視認性を高めるための発光パネルは映画『Tron』も彷彿とさせる。
"Trends in Society"
日常着のデザインを宇宙服に取り込んだモデル。「Nike+」に代表されるウェアラブル技術を取り入れたスポーツウェアを参考に、運動着のような鮮やかな色とデザインパターンを使っている。
webサイト上での投票締切は4月16日13時(日本時間)まで、結果は4月30日に発表される予定。
アカデミー賞で7部門受賞を果たした映画『ゼロ・グラビティ』や、4月から放送開始されるTVアニメ『キャプテン・アース』、次回作の制作が決定した人気シリーズ「マクロス」など、宇宙をテーマにした作品が話題を集めているが、フィクションの世界で楽しむだけでなく現実の宇宙開発の一端に触れる機会としても、今回の投票にはぜひ参加したいところだ。
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