DeNAと小学館、デジタルメディア事業の創出を共同検討

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DeNAと小学館、デジタルメディア事業の創出を共同検討
DeNAと小学館、デジタルメディア事業の創出を共同検討

「株式会社ディー・エヌ・エー【DeNA】」お知らせのスクリーンショット

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)と、大手出版社である小学館が、デジタルメディアのあり方の検討に関する基本合意書を締結したと発表。

本日4月20日(木)より、DeNAと小学館は、新規にデジタルメディア事業を創出・運営することについて共同で検討を開始するという。

編集体制や記事作成フローを研究

両社でデジタルメディアのあり方一般について、編集体制、記事内容のチェックなどを含む記事作成フローの研究を進めていく。

また、DeNAが多くのサービス開発・運営で得たノウハウや、小学館のもつ編集に関するノウハウを双方のサービスに活用することも視野に入れている、としている。

しかし、本件を踏まえたDeNAによるデジタルメディア事業の実施有無については現在未定だ。

DeNAと小学館がデジタルメディア事業を共同検討

DeNAと聞くと、誰もが、キュレーションメディア「WELQ」に端を発した情報の真偽や著作権問題を巡って、キュレーションサイト事業・Palette問題を思い浮かべるかもしれない。

しかし、問題が顕在化したことで設置された第三者委員会による277Pにも及ぶ調査報告書(外部リンク)は、その運営方針などを詳らかにするもので、メディア事業として
収益をあげてきたその手法には、反面教師としなければならない部分を含めて、メディア事業に携わる上で学ぶべきノウハウに溢れている。

小学館との提携について、「DeNAが多くのサービス開発・運営で得たノウハウ」についての詳細は触れられていないが、このキュレーションメディア事業をも当然含んでいることと推察できる。

『週刊少年サンデー』や『コロコロコミック』はじめ、様々な雑誌メディアを持つ出版社である小学館が、DeNAのノウハウによって、今後どのようなWeb事業を展開させていくのか、いち読者として楽しみにしたい。

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