VTuber/シナリオライターの届木ウカさんが手がける恋愛ビジュアルノベルゲーム『美術部カノジョ -Girlfailure Art Club-』のSteamストアページが、8月5日に公開された。
あわせて、本作初となるティザーPVも公開。現在、Steamではウィッシュリスト登録を受け付けている。
対応プラットフォームはPC(Steam)。2027年の発売を予定している。
「オイイイイイ!?」美術部オタク女子と恋愛する『美術部カノジョ』
『美術部カノジョ -Girlfailure Art Club-』は、インディーゲームブランド・ARTODRIAが開発する全年齢向け恋愛ビジュアルノベルゲーム。
主人公は、高校生活を謳歌するべくテニス部へ入部したものの、いわゆる“パリピ”なノリに馴染めず退部した高校2年生。
しかし、通っている明場学園では部活動への所属が必須。そこで「一番楽そう」という理由から美術部に転部したところ、個性豊かな4人のオタク女子たちと出会うことになる。
公開されたPVでは、「オタク女子は、好きですか?」という問いかけと共に、そんな美術部の面々を紹介。
地下系のサブカルチャーを好み、流行のアニメを見るほかの部員を見下している「ボクっ娘サブカル赤眼鏡女子」のリンネ。
「ボクっ娘サブカル赤眼鏡女子」のリンネ/画像はYouTubeより
「ってオイイイイイ!?」と漫画のようなツッコミを連発する一方、実は小心者だというショウコ。
「あうあう」「なのです」といった口癖を持ち、擬音まで口に出してしまう「萌え声不思議ちゃん女子」のカナ。
そして、「暗黒微笑」を浮かべる夢女子のユリエと、どこか懐かしさすら漂うオタク女子たちが勢揃いしている。
「萌え声不思議ちゃん女子」のカナ/画像はYouTubeより
夢女子ユリエはまさかの(?)攻略対象外
美術部唯一の男子部員となった主人公は、カナから「王子センパイ」と命名され、女子部員たちの“オモチャ”に。
スケッチブックを見せ合ったり、カラオケやアニメショップへ出かけたりしながら交流を深めていく。
漫画のようなツッコミを連発する一方、実は小心者・ショウコ/画像はYouTubeより
ゲーム内ではプレイヤーの選択によって各キャラクターとの関係や物語が変化。約6種類+αのエンディング、約8時間のプレイ時間を予定している。
夢女子のユリエだけは攻略対象外/画像はYouTubeより
ただし、夢女子のユリエだけは攻略対象外。
作中の人気作品に登場するキャラクター「トバリキョウヤ」に夢中で、主人公が彼を上回ることはありえないという、なんとも夢女子らしい理由からだ。
「黒歴史? それでもいい!」2010年代のオタク文化を凝縮
『美術部カノジョ』で描かれるのは、2010年代のオタク文化。
Steamの紹介文でも、当時のオタクカルチャーやミームを詰め込み、「共感性羞恥」を味わえる作品であることが謳われている。
PVの最後を締めくくるのは、「黒歴史? それでもいい! あの痛可愛い青春をもう一度!」というキャッチコピー。
「オイイイイイ!?」「なのです」「暗黒微笑」など、かつて自分たちが使っていた言葉や振る舞いは、時代が移れば“黒歴史”として遠ざけたくなるもの。
しかし本作は、それをただ笑い飛ばすだけではない。
主人公は「王子センパイ」と命名され、部員たちの“オモチャ”に……/画像はYouTubeより
副題である「Girlfailure Art Club」の「girlfailure」は、欠点や不器用さ、情けなさを含めて愛される女性キャラクターを指すネットスラング。
社会的に器用に振る舞えず、自意識をこじらせた少女たちの不器用さごと愛おしく描くというテーマが込められているという。
VTuber/シナリオライター届木ウカによるインディーゲーム第1作
本作を制作するARTODRIAは、VTuber/シナリオライター/ゲームデザイナーとして活動する届木ウカさんによる個人インディーゲームブランド。
『美術部カノジョ』では届木ウカさんがプロデューサー、ディレクター、シナリオ、キャラクターデザイン、プログラムなどを担当している。自身も学生時代に美術部に所属していた経験が、本作に反映されているという。
届木ウカさん
届木ウカさんは2018年からVTuberとして活動。2021年には多摩美術大学美術学部を卒業し、その後はデザイナーとVTuberを兼業していることを明かしている。
この他、小説家としても活動。短編小説「貴女が私を人間にしてくれた」は、2022年に第53回星雲賞の日本短編部門へノミネートされている。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント