それを記念して新海誠作品PRスタッフの公式Twitterアカウントが当時の思い出やはじめて本作を観たときの感想を募集。
ハッシュタグ「#ほしのこえ15th」(外部リンク)には、今朝からぞくぞくと15年の時を超えた思い出・感想ツイートが集まっている。
『君の名は。』へと続く新海誠作品の原点『ほしのこえ』を振り返る声が続々
『ほしのこえ』は、人類が異生命体・タルシアンとコンタクトしてから8年後の2047年を舞台に、異生命体の調査のため国連軍の選抜メンバーに選ばれ、宇宙へ飛び立ったミカコと、地球に残り普通の高校生活を送るノボルの恋を描いたSFラブストーリー。宇宙と地球間でやりとりされる超遠距離メールを通して描かれる2人の切ない恋は、最新作『君の名は。』にも通ずる新海作品を象徴するシチュエーションとして、今なおファンを魅了し続けている。
また、監督以外にも演出、脚本、作画を新海さんが手掛け、作品のほぼ全てを1人で制作したことも話題となった。本日は、「ほしのこえ」公開から15周年。まだSNSはおろか、光回線もADSLもなく、メールとガラケーでコミュニケーションを取っていた時代。
— WINDUBARD (@WINDUBARD) 2017年2月1日
新海さんは、見上げたくなる高い空や、美しい風景、切ない物語をここから描き始めました pic.twitter.com/JpIIXplQrm
特に、新海さんの手がける風景描写は、多くの人に鮮烈な印象を残し、高い評価を得ているが、本作からすでにその美しい片鱗を感じることができる。クリエイターを目指す一学生だった私、そんな中クリエイターが一人が作ったアニメ映画ということで、 友人らと大きな話題になった懐かしい記憶ががが
— Y_Kazuyoshi (@MisterKY_144) 2017年2月2日
新しいクリエイター時代の幕開けを感じた
初見はそれから6年後くらいでしたが…#ほしのこえ15th
ミカコの乗るロボット・トレーサーと異生命体・タルシアンの戦闘シーンは、その後の新海作品には見られないアクロバティックなシーンとして語り草となっている。「ほしのこえ」のDVDに入ってるブックレットのメイキングとminoriさんのムービーは当時所属してたゲーム会社の美術製作にすごい影響与えてた。背景とかまだまだアナログで作るのが多かったから雲をストックしてバンク化するとか斬新だったなあ #ほしのこえ #新海誠 pic.twitter.com/6YowVDblIR
— H/de.@LOOPCUBE (@hide_loopcube) 2017年2月1日
『言の葉の庭』や『君の名は。』での、静謐で息を呑むような描写とはまた違った魅力を感じることができる。
その後『秒速5センチメートル』や『星を追う子ども』といった新海作品でも音楽を担当することとなる天門さんの音楽や、みずさわゆうきさんの歌う主題歌に魅了される人も。「ほしのこえ」 トレーサーがかっこ良かった…。
— なのとら@榛名提督 (@NANOTORA) 2017年2月1日
一応ジャンル的にはロボットアニメなんだよねあれ…
是非他のキャラで
宇宙空間用汎用兵器「トレーサー」
の話を!!!#ほしのこえ
「#ほしのこえ15th」には、他にも、『君の名は。』の世界的なヒットによって日本を代表するアニメ監督としてその名を知らしめることになった新海誠監督の原点を振り返り、今へと続く軌跡を紐解くファンからの声であふれている。「ほしのこえ」
— みお@月詠あむ (@vn_libro) 2017年2月1日
15周年おめでとうございます*。٩(ˊᗜˋ*)و*。
新海監督のあの映像美と天門さんの音楽が本当に大好きです(*´艸`*)♡
これからもずっと応援してます!
頑張って下さい!
『私たちは、たぶん、宇宙と地球にひきさかれる恋人の、最初の世代だ。』#ほしのこえ
『ほしのこえ』初上映会場で、新海誠監督作品を上映中!
現在、東京の映画館・下北沢トリウッドでは「新海誠監督作品 特集上映 2017」を実施中。本作のほか『彼女と彼女の猫』『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』が上映される。
同会場は15年前に本作が初上映された場所。下北沢トリウッドのTwitterアカウントでも、『ほしのこえ』が封切りとなった2002年2月2日当日の貴重な思い出を振り返っている。
今やおしもおされるアニメ監督となった新海さんの始まりを、その目で確かめてほしい。
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イベント情報
新海誠監督作品 特集上映 2017
- 上映作品
- 『ほしのこえ』(2002年/25分)
- 『彼女と彼女の猫』(2000年/5 分)
- 『雲のむこう、約束の場所』(2004年/91分)
- 『秒速5センチメートル』(2007年/63分)
- 他
- 料金
- 『ほしのこえ』+『彼女と彼女の猫』一律 600円
- 『雲のむこう、約束の場所』 『秒速5センチメートル』各一律 1,000円
- 当日3作品以上ご覧の方は合計額より300円引き(当日限り)
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