現在新連載に先駆けて、1月16日(木)までの期間中、これまでのバックナンバーが毎日更新されており、すべて無料で読むことができる。
クロの正体は? 微笑ましい日常に散りばめられる不気味な謎
「黒」は、原作を担当するのりさんと作画を手がけるひっしさんによるマンガ制作ユニット・ソウマトウによる作品。真っ黒な猫「クロ」とかわいらしい少女「ココ」の日常を中心に描いており、ドライヤーなどの大きな音に驚くなど、猫を飼っている人にとってはお馴染みのあるあるネタなどが取り入れられた、思わず微笑ましくなるようなストーリーが展開される。
しかし、その中で時折見せる「クロ」の不可思議な行動や、周りの登場人物の2人の過去をほのめかすような発言など、あちこちに謎が散りばめられることで、一際大きな不気味さを醸し出している作品でもある。
そんな独特の雰囲気からか、2ちゃんねるなどで話題になることが多く、オンライン連載でありながら、数多くの読者を惹きつけている。
2011年より1ページマンガとして連載
2011年より、『週刊ヤングジャンプ』の増刊となる『アオハル』のブログサイト「アオブロ!」にて、1ページのマンガとして不定期で連載。「アオブロ!」の閉鎖後は、一時的に連載が停止していたが、前述の「アオブロ!」のリニューアルサイト「アオハルオンライン」で、2012年末より月に1回のペースで連載が再開。そして、今回の「となりのヤングジャンプ」への移籍に至るというわけだ。
1月17日(金)より、新作がスタートする「黒」。原作者であるソウマトウのツイートによると、以前から多くの声があった単行本化も考えているとのことだが、まずは「となりのヤングジャンプ」での新連載を楽しみに待ちたいところだ。
また、1月27日(月)には、「月刊コミック電撃大王」の公式Webサイトで連載中の、本作と同じ原作者・ソウマトウによる「ギリギリアウト」第1巻が発売される。
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