漫画家の桂正和さんが2月7日にXを更新し、漫画『ウイングマン』の盗まれていたスーツの返却を求めている。
投稿によればこのスーツは「今年?のスーフェスで」販売されており、既に売買が成立しているという。
桂正和さんは購入者に対し「買われた方、どうか返して頂きたい」「それは盗品です」と訴え、集英社の『週刊ヤングジャンプ』『ウルトラジャンプ』編集部への連絡と協力を呼びかけている。
2024年実写化、桂正和の連載デビュー作『ウイングマン』
『ウイングマン』は、『I"s』や『ZETMAN』を手がけたほか、アニメ『TIGER & BUNNY』の原案でも知られる桂正和さんの連載デビュー作。
1983年から1985年まで『週刊少年ジャンプ』にて連載され、全13巻がジャンプコミックスから刊行された。
また、2024年には40周年を記念して、俳優の藤岡真威人さん主演、坂本浩一さん監督で実写化。テレビ東京系列で10月から12月にかけて放送された。
桂正和の大切な思い出「売りになど出す訳がありません」
Xの投稿によれば桂正和さんは、十数年前に『ウイングマン』のスーツを紛失。今回盗難の被害にあっていたことが発覚した。
スーツの写真も公開した桂正和さんはXで、「いくら探しても無いはずですね。荒らされた形跡も無く、しまっていた所から、このスーツ達だけ無くなっていたのですから、全く気づきませんでした」と報告。
誰が盗んだのかなどについては触れないとしつつ、「ただ一つのお願いは、買われた方、どうか返して頂きたい」「それは盗品です」「とても大切な思い出なのです」「売りになど出す訳がありません」と切実な思いを訴えている。
なお、桂正和さんの投稿の「スーフェス」とは、1月12日に開催された玩具の展示/即売イベント「スーパーフェスティバル」のことと考えられる。
盗品の『電影少女』直筆原稿もオークションに出品
このほか、桂正和さんへの投稿に対するXユーザーからの返信で、桂正和さんの『電影少女』の直筆原稿がオークションに出品されていたことも発覚。
桂正和さんも返信で、盗品であると認めている。
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