さらに、歌い手やボーカロイドプロデューサーで知られるオワタP(ガルナ)さんがニコニコ動画に投稿した、「スーパーテンガナイブラザーズ」をゲーム実況した動画も著作権侵害として削除された。
多様なステージで溢れる『スーパーマリオメーカー』
『スーパーマリオメーカー』は、人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズのコースをプレイヤーが自由につくり、不特定多数のプレイヤーが自由に遊ぶことができる、2015年9月に発売されたWii U専用ゲームソフトだ。シリーズ第1作目となる「スーパーマリオブラザーズ」発売から30周年を記念して発売され、発売からわずか1ヶ月で販売本数は100万本を突破。以降、多数のゲーム実況動画が投稿されるなど、いまなお大反響を呼んでいる。
そんな『スーパーマリオメーカー』のコース制作の自由度は高く、効果音を利用して音楽を演奏したり、キャラクターを操作しなくても自動的にゴールまで運んでくれたり、難解な計算をしたりと、実に多種多様なコースが公開され、度々注目を集めていた。
『スーパーマリオメーカー』でTENGAの内部構造を再現
そんな最中、2015年11月、ネットワークエンジニアやDJとしても活動するモスクワさんが、「オナホの断面図って…地下ステージみたいじゃね?」と思いついたことから、TENGAの内部構造を再現したコース「スーパーテンガナイブラザーズ」を公開。最新作『スーパーテンガナイブラザーズ』作りました!
例のアレの断面図をリスペクト!消される前に早く!
#SuperMarioMaker
#スーパーマリオメーカー #WiiU https://t.co/HaNeocjJuZ pic.twitter.com/jzyo6pwNvW
— モスクワ (@moscow17) 2015, 11月 8
そのユーモア溢れる発想に多くのユーザーが反応し、さらにはTENGAの公式Twitterアカウントまでもが拡散するなど、大きな盛り上がりを見せた。しかし『スーパーマリオメーカー』は、幅広い年代から遊ばれる作品であり、健全な少年少女にとってあまり良くない影響を与えかねないステージでもある。公開当時からコースの削除が心配されていたが、公開から約2ヶ月後、ついに著作者の任天堂から削除されるに至った。
マリオメーカーでTENGA断面図を模したコースを投稿
↓
TENGA公式がRT
↓
KAI-YOUやねとらぼで記事に
↓
ガルナ/オワタPさんが実況動画を投稿
↓
投稿コースが通報により削除
↓
任天堂が実況動画を削除 ←イマココ! pic.twitter.com/vwC0abJVZl
— モスクワ (@moscow17) 2016, 1月 5
ちなみに削除されたオワタPさんのゲーム実況動画では、さまざまな方のステージを遊んでいるうちの1つに、今回の「スーパーテンガナイブラザーズ」が含まれていたようで、後日、「スーパーテンガナイブラザーズ」を除いた編集版を再投稿してくれるという。
ニコニコ動画さん、任天堂さん、ご迷惑おかけいたしました。 pic.twitter.com/5LoBE2Lchb
— ガルナ(オワタP)※修羅場中 (@tomatowt) 2016, 1月 6
こう、1000RT超えると穿った見方してくる人が2,3人は出てくるんだけど、ただの笑い話で済ませて良いことなんて結構たくさんあるんよ。みんな自己責任で悪ノリしただけ。三時間くらいで作ったコースでこれだけ長い間笑えたんだから満足だわ。
— モスクワ (@moscow17) 2016, 1月 5
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1件のコメント
CKS
関係ないけど、TENGA作るのに3時間かけてるモスクワさんの意気込みすっごい