文化庁による若手アニメーター育成プロジェクト「あにめたまご2016」に出展される作品のあらすじとキービジュアル、スタッフ情報が、9月30日(水)に公開された。
今回の出展作品は、『カラフル忍者いろまき』『UTOPA』『かっちけねぇ!』『風の又三郎』の4作品。どれも個性的なビジュアルやストーリーにあふれる意欲作が集結している。
「あにめたまご」は、日本のアニメーションの振興を図ることを目的に、2011年度から毎年行われている文化庁のプロジェクト「若手アニメーター等人材育成事業」の通称。2015年度まで親しまれていた「プロジェクトA」「アニメミライ」に続く、新たな愛称となっている。
毎回4社のアニメ制作会社を起用し、それぞれが手がけたアニメ作品の上映・放送のほか、作品制作を通じたOJTによる人材育成、若手の作品発表機会の確保、各種講座やフォローアップを行っている。
以下、今回の「あにめたまご2016」に出展される期待の4作品の詳細をご紹介。
田舎の忍者屋敷に引っ越してきた小学3年生の姫乃と、色とりどりの忍者たちとの不思議な生活模様が繰り広げられる。
監督・脚本をつとめるのは、お笑いコンビ・ラーメンズのメンバーであり、コメディアン・俳優・劇作家など、多彩な才能を発揮している小林賢太郎さん。プロデューサーをつとめる櫻井圭記さんは、彼の長年のファンであったという。
数百年にわたる自然破壊や生態系破壊、戦争によって荒廃した地球を舞台に、地上とは隔離された空中都市に住む子どもたちを主役とした、ロードムービー風の冒険物語となっている。
監督・キャラクター原案は田中孝弘さん、プロデューサーは荻原知子さんが担当する。
とある寺に暮らす主人公・愛子の前に突如現れた、「かっちけねえ!」と江戸言葉を話す、着物姿で褌を履いた謎の男との触れ合いを描いたラブコメディに仕上がっている。
監督は吉村文宏さん、プロデューサーは清水義裕さんが担当する。
山の学校に通う子どもたちの持つ畏怖や柔軟さ、恋愛以前といった風景を、童話を通して短く儚く描く。
監督は山田裕城さん、プロデューサーは髙山清彦さんが担当する。
今回の出展作品は、『カラフル忍者いろまき』『UTOPA』『かっちけねぇ!』『風の又三郎』の4作品。どれも個性的なビジュアルやストーリーにあふれる意欲作が集結している。
「あにめたまご」とは?
あにめたまご2016 第1弾PV
毎回4社のアニメ制作会社を起用し、それぞれが手がけたアニメ作品の上映・放送のほか、作品制作を通じたOJTによる人材育成、若手の作品発表機会の確保、各種講座やフォローアップを行っている。
以下、今回の「あにめたまご2016」に出展される期待の4作品の詳細をご紹介。
カラフル忍者いろまき
「攻殻機動隊」シリーズで知られるProduction I.Gなどを抱えるIGポートの子会社として2014年に設立されたシグナル・エムディの出展作品。田舎の忍者屋敷に引っ越してきた小学3年生の姫乃と、色とりどりの忍者たちとの不思議な生活模様が繰り広げられる。
監督・脚本をつとめるのは、お笑いコンビ・ラーメンズのメンバーであり、コメディアン・俳優・劇作家など、多彩な才能を発揮している小林賢太郎さん。プロデューサーをつとめる櫻井圭記さんは、彼の長年のファンであったという。
UTOPA
『マインド・ゲーム』『鉄コン筋クリート』などのアニメ映画作品を手がけるスタジオよんどしいの出展作品。数百年にわたる自然破壊や生態系破壊、戦争によって荒廃した地球を舞台に、地上とは隔離された空中都市に住む子どもたちを主役とした、ロードムービー風の冒険物語となっている。
監督・キャラクター原案は田中孝弘さん、プロデューサーは荻原知子さんが担当する。
かっちけねぇ!
漫画の神様・手塚治虫さんが設立した手塚プロダクションの出展作品。とある寺に暮らす主人公・愛子の前に突如現れた、「かっちけねえ!」と江戸言葉を話す、着物姿で褌を履いた謎の男との触れ合いを描いたラブコメディに仕上がっている。
監督は吉村文宏さん、プロデューサーは清水義裕さんが担当する。
風の又三郎
『スチームボーイ』『FREEDOM』をはじめとしたさまざまな作品へ、CG制作を中心に参加している武右ェ門の出展作品。山の学校に通う子どもたちの持つ畏怖や柔軟さ、恋愛以前といった風景を、童話を通して短く儚く描く。
監督は山田裕城さん、プロデューサーは髙山清彦さんが担当する。
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