トイガン及びミリタリーの専門誌などを発行するホビージャパンが、サバイバルゲームの魅力を届けるムック「WE LOVE サバイバルゲーム」を10月31日(木)に発売する。その内容は女性ゲーマーに焦点をあて、サバイバルゲームに興味を持ち始めたライトユーザーをはじめ、男女問わずより幅広い層に向けられている。
フィールドと呼ばれる戦闘エリア内で、敵味方の2チームに分かれ、両陣にある敵の旗を取り合うのがもっとも一般的なルール。プラスチックなどでできた弾、つまり「BB弾」をエアソフトガンで発射してお互いを撃ち合い、弾に当たったら失格となる。必要装備は、ゴーグル、厚手の長袖・長ズボン、グローブ、動きやすい靴、エアソフトガン、BB弾、ガスガンの場合はガスなどだ。なお、エアソフトガン、ゴーグル、厚手の長袖・長ズボンは、通常一式レンタルが可能な会場が多い。
近年、そんなサバイバルゲーム、通称「サバゲ」のプレイヤーが増えている。特にサバゲにハマるサバゲ女子も急増中とのこと。なぜ、今サバゲ女子が増えているのだろうか?
さらに女性でも安心して利用できるように、女性専用更衣室、トイレのウォシュレット、そして女性専用の個室シャワーを完備するサバイバルフィールドが増えてきているとのこと。手間や費用がかかり、ハードルが高そうに思えるサバゲーも今では手軽なものになってきているようだ。
実際、都心でプレイすることができる場所も増えつつあると前述したものの、依然として多くのサバイバルゲームフィールドは山奥に存在するため、そこにたどり着くまでもひと苦労という場合も少なくない。
せせこましくパソコンに向き合っているだけでは息が詰まってしまう。ストレス発散や運動不足の解消ということもあり、外でアクティブに体を動かしたいという人が増えている中、スポーツの一環としてサバゲを楽しむ女子も増えている。
〝サバゲは安全〟というクリーンなイメージが広がり、サバゲ人口の増加に繋がった。そのため、女子も参加するハードルも下がったと言える。
サバゲ人気を背景に、これらのサバゲや銃をテーマにした作品が増え、女子とサバゲーという一見異色のコンビを世に浸透させたようだ。それが、サバゲ再ブームの兆しの後押しとなっているのかもしれない。
また、数多くの男性アイドルを抱えるジャニーズの中にもサバゲーに興じるメンバーがいるようだ。最近ではHey! Say! JUMPが自身の出演するテレビ番組「スクール革命!」で以前からサバゲをするメンバーの写真を公開し、女性ファンの間で話題となっている。
今まで女子と接点がないように見えたサバゲも、今ではサバゲ作品や有名人の影響、充実した環境のおかげで、女子も身近に気軽に楽しめるようになってきているようだ。ブームとまではいかないが、身の回りでサバゲ経験者が増えているのは、誰しもに思い当たるところだろう。
ミリタリー関連のゲームやアニメ、コスプレ文化の普及もあり、サバゲも間口が広くなりこれからもっと人気が出てくるのかもしれない。
サバゲって?
サバイバルゲームとは、主にエアソフトガンとBB弾を使って行う、銃撃戦ゲームのこと。もともとは1980年代、当時アメリカで流行っていた疑似銃撃戦を楽しめる「ペイントボールゲーム」を参考に、日本ではおもちゃのエアソフトガンを代用して行われたのが始まりとも言われている。フィールドと呼ばれる戦闘エリア内で、敵味方の2チームに分かれ、両陣にある敵の旗を取り合うのがもっとも一般的なルール。プラスチックなどでできた弾、つまり「BB弾」をエアソフトガンで発射してお互いを撃ち合い、弾に当たったら失格となる。必要装備は、ゴーグル、厚手の長袖・長ズボン、グローブ、動きやすい靴、エアソフトガン、BB弾、ガスガンの場合はガスなどだ。なお、エアソフトガン、ゴーグル、厚手の長袖・長ズボンは、通常一式レンタルが可能な会場が多い。
近年、そんなサバイバルゲーム、通称「サバゲ」のプレイヤーが増えている。特にサバゲにハマるサバゲ女子も急増中とのこと。なぜ、今サバゲ女子が増えているのだろうか?
サバゲ環境の充実
まず1つ目の理由に、最近サバイバルゲームが身近・手軽になったことがあげられる。というのもサバゲに必要な装備、銃・迷彩服・ゴーグルなどがレンタルできるのはもはや常識となり、手ぶらで参加できるようになっているからだ。また、サバイバルゲームを専用に楽しめる場所「サバイバルゲームフィールド」が全国各地に展開され、2013年10月には東京駅から徒歩3分という好立地に「東京サバイバルゲームフィールド ASOBIBA」がオープンするなど、サバゲが活気づくと共にプレイできる場所も増えている。さらに女性でも安心して利用できるように、女性専用更衣室、トイレのウォシュレット、そして女性専用の個室シャワーを完備するサバイバルフィールドが増えてきているとのこと。手間や費用がかかり、ハードルが高そうに思えるサバゲーも今では手軽なものになってきているようだ。
アウトドアの一貫としてのサバゲ
また、最近の登山ブームで、「山ガール」などと呼ばれる女子が増えていることも理由の一つかもしれない。登山をはじめアウトドアスポーツにいそしむ女子が増える中、その延長で、よりゲーム性の高いサバゲに参加する女子が増えても不思議ではない。実際、都心でプレイすることができる場所も増えつつあると前述したものの、依然として多くのサバイバルゲームフィールドは山奥に存在するため、そこにたどり着くまでもひと苦労という場合も少なくない。
せせこましくパソコンに向き合っているだけでは息が詰まってしまう。ストレス発散や運動不足の解消ということもあり、外でアクティブに体を動かしたいという人が増えている中、スポーツの一環としてサバゲを楽しむ女子も増えている。
法改正で安全なイメージが
2006年には、小泉純一郎のもと、以前から調整が進められてきた銃刀法改正が施行。人を傷害しえる能力を持つエアガンを〝準空気銃〟と定義し、一般人の所持を禁止した。危険な改造なども禁止されたため、それまでは相当威力の高いエアガンも使用されていたサバゲの状況も一変した。〝サバゲは安全〟というクリーンなイメージが広がり、サバゲ人口の増加に繋がった。そのため、女子も参加するハードルも下がったと言える。
TVアニメ「ステラ女学院高等科C3部」や「うぽって!!」の影響も?
「ステラ女学院高等科C3部」はサバゲと女子高生を扱ったマンガ。高校の部活動である「C3部」でサバイバルゲームを楽しむ女子高生たちの日常を描いている。2013年にはアニメ化もされた。他にも、「うぽって!!」は、擬人化した連射銃が通う学校の中等部を舞台にした学園マンガで、同じくアニメ化もされた人気作だ。サバゲ人気を背景に、これらのサバゲや銃をテーマにした作品が増え、女子とサバゲーという一見異色のコンビを世に浸透させたようだ。それが、サバゲ再ブームの兆しの後押しとなっているのかもしれない。
美人揃いのサバゲ女子チーム
とは言え、まだまだ男性が多いサバゲの世界で、もっと女性にもサバゲを楽しんでほしいという思いから、様々なサバイバルゲームのイベントに参加する、「ウピウピ隊」や「サバゲ女子部」のような美人が揃うサバゲ女子チームもいる。彼女たちは女性のみで構成されるサバゲチームで、ゲームだけでなく迷彩服などのサバゲに欠かせない装備で、コスプレをも楽しんでいる様子。また、数多くの男性アイドルを抱えるジャニーズの中にもサバゲーに興じるメンバーがいるようだ。最近ではHey! Say! JUMPが自身の出演するテレビ番組「スクール革命!」で以前からサバゲをするメンバーの写真を公開し、女性ファンの間で話題となっている。
今まで女子と接点がないように見えたサバゲも、今ではサバゲ作品や有名人の影響、充実した環境のおかげで、女子も身近に気軽に楽しめるようになってきているようだ。ブームとまではいかないが、身の回りでサバゲ経験者が増えているのは、誰しもに思い当たるところだろう。
ミリタリー関連のゲームやアニメ、コスプレ文化の普及もあり、サバゲも間口が広くなりこれからもっと人気が出てくるのかもしれない。
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