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「秩序がなくともピースは成り立つ」──チームラボ、「シンガポールビエンナーレ2013」出展
シンガポールで2年毎に開催される「シンガポールビエンナーレ2013」が10月26日~2014年2月16日まで開催される。日本からはチームラボがインタラクティブデジタルインスタレーション作品「秩序がなくともピースは成り立つ」を出展。

無数のホログラムを連立させ、そこに映る人々が自由に音楽を奏でたり、踊ったりする空間のインスタレーション作品となっている。

チームラボは猪子寿之さんが率いるウルトラテクノロジスト集団。「日本再生」を理念に掲げ、Web制作をはじめ、情報技術を用い、デジタル領域に関わるあらゆる業務を行なっている。「秩序がなくともピースは成り立つ」の他にもアート作品も数多く発表し、国内外の様々な美術館やアートフェアに作品を出展している。2012年に国立台湾美術館で開催した個展「We are the Future(藝術超未來)」は大きな話題となった。
Peace can be Realized Even without Order / Singapore Biennale 2013_1017 (beta ver.)

猪子寿之さん(チームラボ代表)のコメント

僕の故郷の「阿波踊り」という、いつからあるか定かではないくらい非常にプリミティブな踊り祭りがあります。
その祭りでは、集団で自ら勝手に楽器を奏でながら町中を踊り歩きます。それぞれの集団が好きなように奏でているにも関わらず、なぜか、町全体で音楽に調和が生まれているのです。それは、近くの集団同士が無自覚にだんだん音楽のテンポを合わせていくことで成り立っています。そこには、ルールがないにも関わらず、ただ体が気持いいと理由で無自覚に合わさっていくのです。そこで、僕は、まるで、一切の秩序がないように感じるにも関わらず、非常にピースな体験をし、昔の人々は、もしかしたら、今とは違った方法で、ピースを成り立たせていたのではないかとすら思ってしまうのです。そして、その体験は、インターネットによるネットワーク中心の新しい時代に感じていることと重なり、新しい時代は、今とは違った方法で社会が成り立つのではないか、そして、そのヒントは、日本のずっとずっと前から連続してきた文化を紐解くことにあるのではないかと思ったのです。そしてそのことによって、僕らは、日本から世界へと、未来のヒントを提示できることがあるかもしれない、そんな風にすら、思ったのです。 猪子寿之さん(チームラボ代表)のコメント

チームラボ2 「秩序がなくともピースは成り立つ」 チームラボ3 「秩序がなくともピースは成り立つ」 現在、チームラボのスタッフはシンガポールの現場で準備中とのこと。シンガポールビエンナーレとは、東南アジア、アジアに特化したシンガポール政府が設立した美術展覧会。アート業界のエキスパートを、アジア各地からキュレーターとして招聘して、シンガポールにて開催。アジアのアーティスト/作品を世界に知らしめることを目的とし、アジアで最大の認知度と規模を誇る。

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