
夜ノヤッターマン
よるのやったーまん
タツノコプロが制作し、1977年から1979年にかけて地上波テレビで放送された『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』を原典としたスピンオフ作品。キャッチコピーは『ドロンボーがいる限り、この世にヤッターマンは栄えない!』。

概要
原典のヤッターマンは「タイムボカンシリーズ」の第2作目だが、
本作は特にそうとは銘打たれていない。
ただし、特番で過去のヤッターマン作品が紹介されたことから、公式な関連作品という扱いになっている。
キャッチコピーは「ドロンボーがいる限り、この世にヤッターマンは栄えない!」。
『ヤッターマン』のリメイク作品は、本作以前にも2008年-2009年に日本テレビ(NTV)系全国ネットで放送された『ヤッターマン』(以降、「2008年版」)や、
2009年に全国松竹・日活系ロードショーされた実写映画版『ヤッターマン』が制作されている。
これらは現代風の味付けがなされてはいたものの、基本設定や世界観に関してはおおむね原典を受け継いでいた。
それに対し、本作では大幅な変更と大胆なアレンジが施されている。
主役がドロンボー一味
本作では世界観を一新すると共に、ヤッターマンをはじめ従来のタイムボカンシリーズの主役である正義の味方たちと戦い続けた「悪玉」、いわゆる「三悪」の代表格とも言える「ドロンボー一味」が主役となっている。ただし、本作のそれは「かつてのドロンボー一味の末裔」という設定である。
善悪の逆転
ヤッターマンの作った王国が歳月の経過と共に民衆にとっては楽園ではなくなったとされ、ドロンボーたちが「善玉」のような立ち位置で描かれる。このような善悪の逆転は、かつてタイムボカンシリーズ第8作目『タイムボカン2000 怪盗きらめきマン』でも導入されており、本作はそれ以来の試みとなる
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