セーラー服

せーらーふく

セーラー服とは、学生が着用するだけで魅力値が5割増しとなる最強の装備。


日本全国の中学校で半数以上・高校では2割強で採用されている。第二次大戦頃まで欧米でも採用されていたが、現在に至ってもセーラー服を愛用している国は日本以外にはなかなかない。

セーラー服

セーラー服とは

セーラー服とは、学生が着用するだけで魅力値が5割増しとなる最強の装備。着こなし・着崩しを考えずそのまま着るだけで凛とした雰囲気をゲットできる防具である。

日本全国の中学校で半数以上・高校では2割強で採用されている。第二次大戦頃まで欧米でも採用されていたが、現在に至ってもセーラー服を愛用している国は日本以外にはなかなかない。

セーラー服の歴史

セーラー服は1850年代にイギリス海軍によりデザインされ、各国でもこれに習い導入された。イギリスでは海軍幼年学校の制服に採用されたことがきっかけとなり、19世紀後半には子供服として流行。男児は水兵のようにズボン、女児はスカートが定着することに。なお日本海軍では1870年代に水兵の制服として採用。

その後、第二次世界大戦頃までヨーロッパ各国の学校では制服としてセーラー服が採用された。上着やリボンは現在のものと特に変わりはないが、スカートは当時の婦人服と同じように細く長く、くるぶし辺りまであったという。

日本では1920年頃に制服として採用されたのが最初と言われている。生活様式の洋風化が進んでいた時代で、体操教育を行うにあたり洋服を導入しようと考えた結果、セーラー服に行き着いた。その後、第二次大戦以降も失われることなく未だに愛用され続けている。

高校でのブレザーの台頭とセーラー服の減少

1980年代から1990年代初期において『おニャン子クラブ』『セーラー服と機関銃』『美少女戦士セーラームーン』等が流行。セーラー服=女子高生の象徴であったが、現在では高等学校においてブレザーの採用が約7割を占めている。

1980年代初頭からのつっぱりブームへの対抗策として学校側が講じたのが、ブレザーの導入だった。さらに国内のデザイナーズブランドの参入がきっかけとなり、1980年代半ばからは制服モデルチェンジブームが到来。

また1985年に発売された『東京女子高制服図鑑』では学校ごとの制服が図鑑形式で紹介されており、これが当時の女子中高生に支持された。約10年間に渡るロングセラーとなったことからも分かるように、ブレザーの新進気鋭のデザインやブランド性が重視される時代となったなかでセーラー服の存在は鳴りを潜めることに。

セーラー服がルームウェアに

2010年頃から、アイドルやフォトモデルの清廉さを特別視する層が増加。1990年代以降のコギャル・ギャルの存在から、ブレザーへの悪いイメージをもったおじさん...いや、お兄さんたち。黒髪ぱっつんに触覚の愛され系ロリ風の女の子たち。主に両者の間でセーラー服のブームは再度加熱し、最近ではセーラー服風ルームウェアの販売も。

「アイデアグッズブランド・BIBILAB(ビビラボ)から、ルームウェアとして楽しめるセーラー服『セラコレ』が販売開始された。同商品は高校時代をブレザーや私服で過ごし『一度でいいからセーラー服を着てみたい』と思っている女性のために企画。動きやすく肌触りのいいスウェット生地を採用し、ワンピースタイプで『JK型』『コギャル型』『スケバン型』3世代のデザインがそろっている。」ということだ。(参照元)

なお男性向けのセーラー服風ルームウェア・ボクセラはなぜかセラコレより先にリリースされている。その他にもコスプレやイベント用のカラーセーラーや宇宙柄セーラー服の販売も。

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