定番脚本術「SAVE THE CAT」をホラーに応用 恐怖のつくり方を学ぶ指南書刊行

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Yugaming
定番脚本術「SAVE THE CAT」をホラーに応用 恐怖のつくり方を学ぶ指南書刊行
定番脚本術「SAVE THE CAT」をホラーに応用 恐怖のつくり方を学ぶ指南書刊行

『SAVE THE CATの法則で書くホラー 恐怖を設計するストーリーテリング』ビジュアル/画像は公式Xより

ホラーの創作指南書『SAVE THE CATの法則で書くホラー 恐怖を設計するストーリーテリング』がフィルムアート社から、12月26日(土)に刊行される。価格は2640円(税込)。

本書は、映画『V/H/S ネクストレベル』などに携わった脚本家のジェイミー・ナッシュさんによる書籍。定番の脚本術『SAVE THE CATの法則』をホラー映画や小説の創作に応用する一冊だ。

『エクソシスト』『シャイニング』『死霊館』『ミッドサマー』などの名作映画を取り上げ、恐怖や緊張感を生み出す物語の構成、登場人物の描き方などを解説する。

多くのストーリーテラーが参考にする創作メゾット「SAVE THE CATの法則」

「SAVE THE CATの法則」とは、脚本家のブレイク・スナイダーさんが2005年に刊行した脚本術の書籍に由来する創作メソッドを指す。

日本では2010年に『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』として刊行。

『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』書影

『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』書影/画像はAmazonより

フィルムアート社の特設サイトでは、漫画『うしおととら』の作者・藤田和日郎さんや、小説『Re:ゼロから始める異世界生活』の作者・長月達平さん、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の脚本を手がけた吉田恵里香さんらが推薦している。

その後も小説執筆に応用した解説書や、物語の構成を実践的に学ぶワークブックなどが出版されている。

「モンスター」「家」「罪」からホラーの構造を分析

今回のホラー編を執筆したジェイミー・ナッシュさんは、2023年に日本語版が刊行された『「SAVE THE CATの法則」で書ける 物語創作ワークブック』の著者。

原著『Save the Cat! Writes Horror: The Ultimate Guide to Creating Monster in the House Stories』は、2025年9月に刊行されている。邦訳は島内哲朗が手がけた。

原著『Save the Cat! Writes Horror: The Ultimate Guide to Creating Monster in the House Stories』書影

原著『Save the Cat! Writes Horror: The Ultimate Guide to Creating Monster in the House Stories』書影/画像はAmazonより

本書では、『SAVE THE CATの法則』が提唱する10種類のストーリー・タイプのうち、ホラー作品と関わりが深い「家のなかのモンスター」を掘り下げる。

基本となるのは「モンスター」「家」「罪」の3要素。それぞれの特徴や役割を詳しく解説する。「命がけの戦い」についても、物語を生死を賭けた対決へと導くことで、恐怖をさらに高める方法を紐解く。

さらに、物語を15段階に分けて考える「ビート・シート」をホラー向けに応用。

突然驚かせる演出だけでなく、何かが起こるという予感や緊張感をどのように持続させるか。ホラーに特有のストーリーテリングを実践的に学ぶ内容だ。

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