映画スタジオ・A24が製作する映画『Backrooms(原題)』について、撮影のために約3万平方フィート(約2,800平方メートル/テニスコート10面分)に及ぶ巨大セットが建設されていたことが明らかになった。
米メディア「The Hollywood Reporter」の報道によると、監督/脚本をつとめるケイン・パーソンズさんは、イベント「CCXP Mexico」の場で、「実際に歩き回れる“Backrooms”をつくった」と語っている(外部リンク)。
撮影中にスタッフが迷子に……3万平方フィートのセットを構築
今回の発言が行われた「CCXP Mexico」は、コミックや映画、ゲームといったポップカルチャーを横断する大型イベント。
ブラジル発の「CCXP(Comic Con Experience)」の流れを汲む国際的な場であり、ハリウッド作品の新情報が披露される機会としても知られている。
ケイン・パーソンズさんによれば制作チームは、無限に続く無機質なオフィス空間という『Backrooms』の設定を再現するために、実際に歩き回れる約3万平方フィートのセットを構築。
その広さは単なるスタジオの再現を超え、撮影中にスタッフが迷ってしまうほどの規模だったという。
4chan発の都市伝説「Backrooms」を映画化
「Backrooms」とは、匿名掲示板・4chanに投稿された画像から広がったインターネット都市伝説。
無限に続く空間という設定は、リミナルスペースと呼ばれる現実と非現実の境界にあるような空間への関心と結びつき、ネット発ホラーの代表格となった。
ケイン・パーソンズさんによる短編版の「The Backrooms」シリーズは、手ブレのあるカメラワークと実録風の語り口で構成される、いわゆる「ファウンド・フッテージ」形式のモキュメンタリー(フェイクドキュメンタリー)。
2022年1月に公開された第1作『The Backrooms (Found Footage)』は、現在7673万回再生という注目を集めている。
熱意や逸話に高まる期待 日本公開は……?
映画のために建設されたセットの約3万平方フィートというと約2,800平方メートル。テニスコート10面分、あるいはバスケットコート2〜3面分と考えるとわかりやすい。
無限に続く空間という設定を再現する熱意はもちろん、スタッフが迷ってしまうという「Backrooms」を体現したかのような逸話に、本編への期待も高まるところだ。
映画『Backrooms』の公開日は5月29日(金)、現時点で日本公開は明らかになっていない。
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