自動車メーカーのホンダ(本田技研工業)が、ソーシャルVR・VRChat向けアイテムとして、同社のバイク「CB1000 Hornet SP」を3Dモデル化した。
3月26日から2週間の期間限定で、BOOTHで販売中。販売価格は5000円(税込)。
また、VRChat上には3月12日からホンダ公式ワールドも公開。「CB1000 Hornet SP」のカスタム体験と記念撮影ができる。
アバターに組み込むホンダのバイク「ホーネット」
今回発売されたVRChat向け「CB1000 Hornet SP」3Dモデルは、アバター向けのアドオンギミック。対応する市販アバターに組み込むアイテムであり、単独使用はできない。
VRChat向けアイテム「CB1000 Hornet SP アバターギミック」/画像はBOOTH商品ページより
アバターに一度組み込めば、どこでも「CB1000 Hornet SP」を呼び出すことが可能。エンジン起動、ハイビームやウィンカー点灯など、バイクらしいアクションが一通りこなせる。
基本はアバターが上にまたがる形で、アバター本体に追随する。一方、空間内の特定位置に固定することもできるので、愛車との記念撮影も可能だ。
対応アバターは14種。一般的なアバターギミックと同様に、ゲームエンジン「Unity」の開発プロジェクト上で、アバターへ自ら組み込む必要がある。ただし、本アイテムには専用ツールが同梱されており、バイク本体のカラーリング設定も含めて直感的に導入できる。
ホンダのVRChat公式ワールドも公開 ホーネットと記念撮影もできる
この3Dモデル版「CB1000 Hornet SP」を無料で体験できる場所がある。ホンダ公式ワールド「Honda Motanion Lab」だ。
ホンダ公式VRChatワールド「Honda Motanion Lab」/筆者撮影
近未来的なショールームを思わせるこのワールドでは、「CB1000 Hornet SP」と「Super Cub C125」が展示。そして「CB1000 Hornet SP」は組み立て体験として、車体カラーリングを自由に設定できるコーナーが設けられている。
ホンダ公式VRChatワールド「Honda Motanion Lab」/筆者撮影
そして、カラーリングを施した「CB1000 Hornet SP」を連れて、様々なロケーションへ繰り出すこともできる。サーキット、峠、夜の街など、お気に入りの場所で自分色に染めた「CB1000 Hornet SP」を撮影できる。
「新たなモビリティ体験」を目指すホンダの取り組み「Honda Motanion」
一連の「Honda Motanion Lab」や3Dモデル版「CB1000 Hornet SP」は、ホンダが新たに始動したプロジェクト「Honda Motanion」の一環として展開されている。
バーチャル空間で新たなモビリティ体験を提供することをコンセプトに掲げる本プロジェクトは、公式コンテンツ展開だけでなく、コミュニティ運営も実施。現在はDiscordでコミュニティサーバーが運営されている。
バーチャル空間で新たなモビリティ体験提供を目指す「Honda Motanion」/画像はHonda Motanion公式Xより
さらに、「Honda Motanion」とは異なる展開として、クリエイター支援を目的に、CLIP STUDIOシリーズで利用できる「Super Cub C125」「CB1000F」「CT125」の3Dモデル、Unityで利用できる「Super Cub C125」の3Dモデルの無料配布も始まっている(外部リンク)。
いずれもロイヤリティフリーであり、イラストや映像だけでなく、「メタバース空間でのアイテム」としての利用使途も想定されている。
一連の展開を並べてみると、ホンダは実車に限らず、自社製品を通したコミュニケーションやクリエイティブから「新たなモビリティ体験」の創出を目指しているように見える。
新たな試みに関心があるバイク乗りは、まずは「Honda Motanion」Discordサーバー加入からはじめてみるのがよいだろう。
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