美術工芸作家のピヨ/磁佑さんが、個展「自由工芸展」を東京都文京区・根津にあるGallery花影抄で開催する。
会期は4月11日(土)から4月19日(木)まで。入場無料。また、リアル開催に先駆けて、4月4日(土)からはVRChat内に展覧会会場を設け、リアルとバーチャル双方で開催される。
球体メカ「カニタマ」や白上フブキの木彫り置物などで知られる美術工芸作家
ピヨ/磁佑さんは、帯などに小物を留める際に使われる留め具「根付」などを制作する美術工芸作家。作家として活動する際は「磁佑」名義を使用している。
ピヨ/磁佑さんの代表作といえば、カプセルトイ化された球体変形メカ「カニタマ」。
球体からカニのような形に変形できる機構を備えており、その可愛らしいフォルムや変形ギミックなどが話題を呼んだ。個展会場では、「カニタマ」のカプセルトイも販売予定だ。
また、「カニタマ」はVRChat向けアイテムとしても販売されており、変形する機構はそのままに、自動追従型のペットギミックとして販売プラットフォーム・Boothで公開され、人気を博している。
ほかにも、2025年夏の「コミックマーケット106」で、ホロライブ所属のVTuber・白上フブキさんのマスコットキャラクターの一点もの木彫り像を頒布。美術工芸作家ならではのクオリティの高さで注目を集めた。
ピヨ/磁佑、インターネット文化と工芸の融合への挑戦
ピヨ/磁佑さんは開催にあたってのコメントで、「メタバース向けデジタルデータ作品の制作やカプセルトイの全国販売に挑戦し、SNSを通じて自身と同じZ世代に工芸という技術や概念、美術文化に触れてもらう機会を増やすべく活動しています」と、現在の活動に言及(外部リンク)。
その上で、展示タイトルについては「SNSを通じてたくさんの方に作品を手に取っていただく機会の増えた現在を象徴するタイトルとして、私がデジタルデータなどを販売する際のオンラインショップの名前『自由工芸舎』から取りました」と説明した。
また、VRChatでの同時開催については、「『展示に行く』という行為自体を疑似体験してもらい、展示に興味を持つきっかけづくりや、遠方で実際に展示に来るハードルが高い人にも自身の展示を体験してもらうことができたらいいなと思っています」とコメント。
「今回の個展を通し、インターネット文化と工芸の融合という可能性を感じていただけましたら幸いです」と呼びかけている。
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イベント情報
自由工芸展
- 会期
- 2026年4月11日(土)〜19日(日)
- 13:00〜19:00(最終日18:00まで)
- ※13日[月]休廊
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