GANYMEDE株式会社が運営するプロeスポーツチーム・ZETA DIVISIONが、4月1日(水)から、東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 生命環境科学系 中澤研究室と共同研究を開始することを発表した。
本研究は、ZETA DIVISION所属選手の協力のもと実施され、プロeスポーツ選手のパフォーマンス向上および選手寿命の延伸を目指す。
人間の反射神経/認知機能/運動制御の限界値を科学的に検証/拡張していくための実証研究となっている。
ZETA DIVISION×東京大学 中澤研究室
eスポーツ選手たちが心身ともに健康に戦い続けられる環境をつくる
『VALORANT』や『ストリートファイター6』『ブロスタ』などのeスポーツタイトルは、高度な反応速度や認知処理能力、精緻な運動制御、そして長時間にわたる集中力を必要とする。
特にトッププロ選手は、150〜200ms(ミリ秒)未満の反応時間、極限状況下での高速意思決定といった、人間の神経/認知能力の限界に近い領域で競技を行っている。
一方で、トップレベルでの競技継続には、身体的/心理的/神経生理学的負荷の蓄積やパフォーマンスの波が課題だ。そのため、選手たちが心身ともに健康で、1日でも長く世界のトップレベルで戦い続けられる環境をつくるべく、以下の4点を主軸に研究を進めていくという。
・神経・運動機能データに基づくパフォーマンス分析
・パフォーマンスの「再現性・安定性」の可視化
・コンディショニングおよびトレーニング手法の科学的最適化
・選手寿命の延伸を見据えた長期的身体・心理・神経管理モデルの構築
さらに、本研究の成果は従来のフィジカルスポーツ分野における競技力向上や、神経リハビリテーション研究への応用も視野に入れているそうだ。
eスポーツを通じて得られる高精度なデータが、スポーツ科学全体へ新たな知見を提供する可能性をも有しているという。
『スト6』部門から、ももち選手とひぐち選手が研究協力
本研究には、所属選手数が70名を超えるZETA DIVISIONが全面協力し、実競技データと身体データの取得/検証を行う。
今回の発表にあたり、まずは『ストリートファイター6』部門より、ももち選手とひぐち選手の2名が参加。
他部門の選手も順次研究に協力する予定であり、参加選手は随時追加されていくという。
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