『劇場版モノノ怪』の中村健治監督と、『超かぐや姫!』の山下清悟監督さんの対談動画が、二人が所属するアニメスタジオ・ツインエンジンの公式YouTubeチャンネルで公開された。
青春時代に中村健治さんの作品に触れ、いつか話してみたいと思い続けてきたという山下清悟さん。初監督作品となる『超かぐや姫!』の完成をきっかけに、その想いが実現した。
動画では、お互いへの印象やストーリーの良さとは何か、中村健治さんの「恋愛を若干避けている」という告白などについて語られている。
『超かぐや姫!』と『モノノ怪』の監督が語るストーリー論
『超かぐや姫!』をきっかけに実現した今回の対談。
中村健治さんは、本作を鑑賞したことで山下清悟さんに抱いていた「おしゃれでスマート」という印象に変化があったという。
対談の中では、山下清悟さんの「最初に思っていた印象から変化することが、エンタメなんじゃないか」というキャラクター論や、筋立てよりもキャラクターの内面の変化を追うストーリーの面白さについて話を展開。
一方の中村健治さんも、ストーリー構成とキャラクターのコンフリクトに悩んでおり、「人を追っかける方が良いのではないか」と強く感じている。
中村健治さんにとって『超かぐや姫!』は「ストーリーが人物のリズムで進んでいく」という点で、その考えを体現した作品だったのだという。
二人のトークは「性別や年齢などに偏らないように」「みんなに人権がある感じにしたい」といった中村健治さんはの“価値観の置き方”にも広がり、お互いの考えを交換している。
今回の対談は、前後編の前編。3月に公開予定の後編では、オリジナル作品の制作フローや、山下清悟さんが「コンテンツ作りで大切にしていること」やお互いの創作の原動力について語られている。
「モノノ怪」『ガッチャマン クラウズ』で知られる中村健治
中村健治さんは、2006年放送のオムニバス作品『怪 〜ayakashi〜』内の一篇となる『化猫』ではじめて監督を担当。同作のスピンアウト作品「モノノ怪」や『ガッチャマン クラウズ』など、数々の作品で監督をつとめてきた。
作中で扱うテーマは社会的なものから日常系まで幅広く、色鮮やかな画面と斬新な解釈で独自の世界観を構築する。
5月29日(金)には、「[[モノノ怪]]」シリーズの劇場版最終章となる『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』が全国公開される。
『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』キービジュアル
初監督作『超かぐや姫!』がヒット中の山下清悟
山下清悟さんは、アニメ『呪術廻戦』のOP映像などで注目を集めたアニメ監督。
Netflixで配信された自身初の長編オリジナル作品『超かぐや姫!』は、Netflixの国内ランキング「今日の映画TOP10」で1位を獲得した。
『超かぐや姫!』キービジュアル
2月20日からの劇場公開が発表されると、予約開始直後に満席となるケースが続出し、1日10回以上の上映を行う劇場も登場。わずか19館での公開ながら、週末観客動員数のランキングで5位にランクインした。
その反響から、劇場上映の延長や上映館の拡大が発表。2週目からは、本編終了後に本作のEDテーマ「ray 超かぐや姫!Version」のMVが上映されている。
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