AITuber(AI VTuber)・しずくを開発するShizuku AI社が、アメリカのベンチャーキャピタルであるアンドリーセン・ホロウィッツ社(a16z)から出資を受けたと発表した。
しずくを巡っては、新ビジュアルに刷新された「しずく V2.0」の初配信が2月1日に実施されたばかり。新たな展開が期待される中での発表となった。
「日本経済新聞」の報道によると、今回の出資を受けて、Shizuku AI社の企業価値は創業から半年で7500万ドル(約120億円)になったという(外部リンク)。
復活したしずく、開発者はMetaで動画生成に携わったあき先生
しずくは、YouTubeを中心に活動するAI VTuberプロジェクト。2023年1月からライブ配信などの活動を開始したものの、同年10月を最後に活動を休止していた。
そして2月1日に新ビジュアルを携えて、約2年ぶり“2度目”の初配信を行い、待ちわびた多くのファンの期待に応えた。
しずくの開発者であり、Shizuku AI社の創業者であるあき先生(小平暁雄さん)は、インターンとしてMetaで動画生成技術に携わった後、動画生成スタートアップ・Luma AIで研究職をつとめた経験を持つ。
また、GitHubトレンドランキング1位のAIツールとして話題になった高速画像生成技術「StreamDiffusion」の研究者の一人としても知られる。
大手VCアンドリーセン・ホロウィッツから出資を受けたShizuku AI
今回出資を行ったアンドリーセン・ホロウィッツ社は、これまでにMeta(Facebook)、Twitter(X)、Airbnb、Slackなどに投資してきた著名なベンチャーキャピタル(※)だ。
※ベンチャーキャピタル:将来的な成長が見込まれる未上場スタートアップ企業に資金を出資し、上場や株式売却で利益獲得を目指す投資会社。
Shizuku AI社では、日本にAIラボを設立。AIコンパニオンやキャラクターの開発に取り組んでいる。今後はしずくの多言語音声合成や、より豊かな会話AIの実装、そしてDiscord、YouTube、Xといったプラットフォームへの展開など、機能を拡張していくという。
アンドリーセン・ホロウィッツ社の発表/画像は公式サイトから
現在、しずくは魅力的で積極的な会話を生み出すためのデータが不足しており、その結果インタラクションが単調になってしまうという課題を抱えている。
その解決に取り組むため、今後はしずくを複数のプラットフォームに展開し、コミュニティを形成することで、問題解決に必要なフィードバックループを構築していく予定だ(外部リンク)。
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