にじさんじグウェル、登録者数100万人達成　卒業発表から5日で迎えた歴史的瞬間

卒業を控えるにじさんじ所属VTuberのグウェル・オス・ガールさんが、YouTubeチャンネル登録者数100万人を達成した。

YouTubeチャンネルの統計データを公開しているランキングサイト「ユーチュラ」によれば、卒業発表の前日となる9月7日時点で登録者数は約53万人（外部リンク）。

9月8日に卒業を発表すると10日時点で約82万人に増加。今回、わずか5日で47万人も伸長する、前例のない快挙を達成した。

にじさんじ内で7番目に登録者数が多いライバーに

グウェル・オス・ガールさんは9月12日22時から、100万人耐久配信をスタート。開始時点の登録者数は97万人ほど。

この時点ですでに、にじさんじ内では樋口楓さん（95.6万人）を上回り、不破湊さん（114万人）に次いで7番目に登録者数が多いライバーとなっていた。

9月12日の配信は、9月10日の90万人耐久配信と同じくゲーム『1/8192』をプレイしながら進行。チャット欄に寄せられる視聴者からの労いの言葉、過去の動画の感想などに対して感謝を述べていった。

さらに「想定の10倍以上」という直近の登録者数の爆発的な増加に言及する場面も。最終的に、日付が変わった9月13日2時35分に登録者数100万人という歴史的瞬間を迎えた。

ユニークな企画で独自の人気を得たグウェル・オス・ガール

グウェル・オス・ガールさんは2019年11月デビュー。同期は不破湊さん、白雪巴さん。3人で夜王国（ナイトキングダム／やおうこく）というユニットを組んでいた。

エルフの司会者というキャラクター設定とトーク力、ユニークな企画の数々で独自のポジションを獲得していた。

また、兼業であることや、既婚者であること、後に第一子を得たことなど、私生活の情報も公表するVTuberとしても知られる。

デビュー後も家族のサポートのために兼業先の退職や転職を重ねるなど、家族思いの一面が強いVTuberとして有名だった。

100万人を目指したグウェル、卒業発表から異例の登録者数激増

グウェル・オス・ガールさんは9月8日、にじさんじからの卒業を発表。理由は、自身の子どもの成長のためと説明していた。

突然の発表を詫びつつも、「あと1ヶ月でチャンネル登録100万人を目指します。是非応援宜しくお願い致します」と宣言。「【 100万人まで 】エンドレス企画配信【 にじさんじ/グウェル・オス・ガール】」と題した配信をスタートしている。

にじさんじグウェル、卒業発表から2日でチャンネル登録者が30万人増加

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グウェル・オス・ガールさんは、以前にもYouTubeチャンネル登録者数100万人を目指す耐久配信を実施。この時は約22万人からスタートし、131日間の配信で約35万人まで登録者数を増やしていた。

こうした過去の活動をおぼえていた人々が卒業前の餞（はなむけ）を贈った、そしてさらには噂を聞きつけた初見の人々が歴史的瞬間を前に記録達成を後押しした、と見てよいだろう。

グウェル・オス・ガール「一生自慢し続けます」──そして伝説へ

チャンネル登録者数100万人達成にあわせて、にじさんじ公式Xではグウェル・オス・ガールさんからの直筆メッセージが公開。

「最後の最後に100万人という夢を叶えて頂きありがとうございます 一生自慢し続けます」とコメントした。

達成後も続く配信では、感慨深げに悲願達成への想いを口にするとともに、ライブ配信中心の他のにじさんじライバーと、企画力やショート動画に強みを見せる自分の活動スタイルとの葛藤を明かす場面もあった。

だからこそ「100万人いけば認めてもらえるだろう」と、100万人を目指した理由を告白。いずれにせよ、53万人からわずか5日間で100万人という偉業を達成したのは紛れも無い事実。VTuber業界にまた新たな記録が生まれることとなった。