ときのそらが「ホロアース」を訪問──“本人の姿“でユーザー交流を楽しむ

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浅田カズラ

VTuberが"いつもの姿"で訪れるメタバースの強み

ホロアースでは、ユーザーのアバターはキャラクターメイキング方式で作成されます。

ホロアースのユーザーアバター/筆者撮影

外部からの3Dモデルインポートは非対応。このため、アバターの差別化はカラーリングや細かなパラメーター調節のほかは、アバター向けの衣服などで行うことになります。

衣服は公式販売のものに加え、2025年4月の正式リリース後はユーザーデザインのアイテムも解禁。

販売衣装には在庫数が設定。希少性の概念が導入されている/筆者撮影

アバターの目や眉などに使うパーツも追加されており、カスタマイズの幅は広がりつつあります。とはいえ、素体から大きく異なるデザインは作りにくい仕様です。

そんな中実装された、タレントが自らのアバターでアクセスできる本機能は、タレントのアイデンティティを外見から担保することができます

ホロライブに限らず、VTuberは多くが固有の姿を持ちます。自分らしさを維持するためにも、"いつもの姿"でメタバースを訪問したいと思うのは、VTuber当人にとって自然でしょう。もちろん、ファンも見慣れた"いつもの姿"を拝みたいはずです。

ときのそらさんに続き、7月8日には夏色まつりさんがホロアースを訪問する「夏色まつり降臨祭」が企画されています。

「VTuberが自らの姿で訪問できるメタバース」となったホロアース。

今後はアクセス性の簡便さも相まって、ホロライブ/VTuberファンに訴求できるメタバースへと進化を遂げていきそうです。

「VTuberが自身の広告を街中で見る」場面が生まれるのもおもしろいところ!/画像は配信より

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メタバースとVTuberが生み出す可能性

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