かつてMCバトルシーンで名を馳せるも、一度は表舞台から姿を消し、再び音楽活動を再開したラッパー・Charluさん。
シングルマザーとして子育てに奮闘しながら出演したオーディション番組「ラップスタア2024」で、その様を表現したラップが広く支持され、優勝は逃すも2位に輝き、一躍注目を集めた。
今回の動画では、Charluさんを取材。ヒップホップとの出会いや挫折、そして今に至るストーリーを語ってもらった。
取材・執筆:本多カツヒロ 撮影:小田駿一 スタイリング:syuto tanaka ヘアメイク:Mari Enda(shibata)
一度途絶えたキャリア、ギリギリの中で掴み取った栄光のその後
音楽一家だったというCharluさん。父はかつて、ギター1本で食べていくため京都から上京してきたという。
中学時代にヒップホップに出会うも、ヒップホップ好きの少年たちに魅力を感じなかった。
大きくなって専門学校に通い始めたCharluさんはもう一度ヒップホップと再会。触発されて、単身ヒップホップイベントを訪れる。
そこから原宿サイファーの門を叩いた彼女は、ラップにのめり込むようになっていく。
Charlu
しかし、妊娠・出産を経て、音楽活動どころかしばらく音楽も聴けない状態に。お金もなく、塞ぎ込む中、徐々にまた音楽を聴き始める。「絶望だけじゃないんだ」と思わせてくれたのも、ラッパーの曲だった。
そうして再び、自らもペンとマイクを握るまでになった。
「全部変えたかった」──オーディション番組「ラップスタア2024」に応募したCharluさんは、一世一代の挑戦にその身を投じる。
すべてをさらけ出し、ギリギリの中で奮闘し搾り出されるラップは、多くの視聴者の胸を打った。
その後、生活は一変するも、今も葛藤も抱えている。インタビューでは、その胸中、そして彼女の見据える未来像を語っている。

この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント