総合格闘家/YouTuberの朝倉海選手が5月31日にYouTubeを更新。前日開催された北米のMMA大会「UFC」における初勝利を振り返った。
朝倉海選手は、UFCデビュー戦から敗戦が続き、プロキャリア初の2連敗。しかし、UFCからのリリースも囁かれる中で迎えた5月30日のマカオ大会でついに初勝利を飾った。
動画では、キャメロン・スモザーマン選手との試合を振り返りつつ、試合に至るまでのプレッシャーに言及。「負けたら正直引退を考えていた」と内心を吐露する場面もあった。
RIZINベルト返上後にUFC、キャリア初の連敗を1RKOで払拭
朝倉海選手は、国内のMMA団体「RIZIN」で頭角を表した格闘家。また、チャンネル登録者数139万人のYouTuberとしても活動しており、「BreakingDown」を兄・朝倉未来選手と共に運営している。
2023年末にRIZINでバンタム級王座を獲得。翌年にベルト返上とUFCへの参戦を発表すると、同年12月に当時のUFCフライ級王者アレッシャンドリ・パントージャ選手との試合が組まれた。
デビュー戦でタイトルマッチ。文字通り異例の待遇でのマッチメイクとなった試合は、バックチョークを極められて敗戦。続く2025年8月の第2戦は、当時フライ級ランキング11位のティム・エリオット選手にギロチンチョークで一本負け。
RIZIN時代を通じて、プロキャリア初の2連敗となった朝倉海選手は、次戦は本来の適正階級であるバンタム級で戦う意向を表明。「UFC」経験者・金原正徳さんをヘッドコーチに迎えた3戦目で、見事1R1分50秒KO勝利を果たした。
UFC初勝利の瞬間の朝倉海選手/画像はUFC News公式Xより
朝倉海「自分の実力をようやく証明できた」 次戦は8月上海か
朝倉海選手は今回の動画で、背負っていたものの大きさと、それを乗り越えた安堵の気持ちを素直に吐露。「自分の実力をようやく証明できた」と語った。
一方で、“高待遇”でのデビューにもかかわらずこれまで結果が出なかったことで、心ない批判や重いプレッシャーに晒されることもあったという。自分だけでなく、コーチ陣や自身が身を置いている環境までもが批判の対象となったことも「苦しかった」と振り返った。
さらに、兄である朝倉未来さんはセコンドに付かなかったものの、「試合前に対戦相手を分析してくれた」ともコメント。勝利後に一瞬抱き合う様子はファンから反響を集めていた。
今回の勝利は、前述したRIZINでのフアン・アーチュレッタ選手とのタイトルマッチ以来2年5ヶ月ぶり。さらに、大会で最も素晴らしい活躍をした選手に贈られる「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(POTN)」を獲得した。
朝倉海選手は動画の最後、8月に開催されるUFC上海大会への出場に意欲を見せた。「バンタム級でしっかり存在感を示せるように、(次も)しっかりKOで勝って、それでランカーに挑めたら」とコメントしている。
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