東大発の知識集団・QuizKnockが3月9日、「【限界に挑戦】伊沢拓司がギリ食べられる闇鍋クイズ 〜今年はたくさんの鍋奉行が腕をふるってみました〜」と題した動画をYouTubeで公開しました。
“クイズ王”こと伊沢拓司さんらQuizKnockのメンバーが、各々他のメンバーにバレないように具材を持ち寄り、鍋に投入して調理。できた闇鍋を、中身がわからない状態で食す企画……ではありません。
闇鍋のフォーマットとクイズを掛け合わせた、QuizKnock冬の定番企画「闇鍋クイズ」の最新回です。
しかし、タイトルの「伊沢拓司がギリ食べられる」とは、一体どういうことなのでしょうか。
※この記事は、QuizKnock「闇鍋クイズ」過去回のネタバレが含まれます。
QuizKnock冬の恒例企画「闇鍋クイズ」とは?
「闇鍋クイズ」の企画の詳細は次の通り。
まず、クイズの回答者たちが、各々“闇鍋に入れる食材”が答えになる問題文を用意。出題側は、それらを鍋を調理するように混ぜ合わせ、1つのクイズとして出題します。
【例】
[Aさんの問題文]
「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字から名付けられた、福岡県産のイチゴの品種は何でしょう?
[Bさんの問題文]
ファースト、メリーロード、桃太郎などの品種がある、真っ赤な見た目が鮮やかな夏野菜は何でしょう?
[Cさんの問題文]
フランス語で「銀」という意味がある、ケーキなどに添えられる銀色をした粒状のお菓子は何でしょう?
[Dさんの問題文]
豆乳ににがりなどを投入して作られる、大豆製品といえば何でしょう?
↓ 闇鍋クイズ化
[闇鍋クイズの問題文]
フランス語で「あかい銀」という意味がある、まるい豆乳ケーキにおおきい桃太郎などを投入して作られる、福岡県産の真っ赤な銀色が鮮やかな粒状の夏野菜製品といえば何でしょう?QuizKnock「闇鍋クイズ」第1回の第一問
一見……どころか何度見ても支離滅裂で意味不明瞭な問題文です。
しかし回答者たちは、自分自身が鍋に入れた問題文は把握しているので、その溶け残った要素は取り除くことができます。
そして残りの問題文にあるキーワードから、“闇鍋に入れる食材”というテーマをヒントに、他の回答者たちが鍋に入れた問題文を類推していく──という、何ともハイレベルな企画です。
鍋が冬の風物詩ということもあってか、2018年12月に第1回が投稿されて以降、2021年1月、2022年3月と「闇鍋クイズ」はQuizKnockで定期的に開催されるようになりました。
“口に入れる”と表現するモノなら何でもいい──伊沢拓司の奇想天外な食材選び
その「闇鍋クイズ」シリーズの中で、一際異彩を放ち続けているのが、今回の動画でも主役をつとめることになった伊沢拓司さんです。
QuizKnock(中央前列が伊沢拓司さん)
伊沢拓司さんは、“闇鍋に入れる食材”というテーマを、“口に入れる”と表現するモノなら何でもいいと解釈(というか曲解)。
「豆鉄砲(鳩が豆鉄砲を食う)」「一杯(一杯食わされる)」といった慣用句で“食べる”とされるものまでを“闇鍋に入れる食材”として投入してきました。
その無茶苦茶すぎる“食材”選定は、「闇鍋クイズ」企画に毎回カオスを生み、他のメンバーから「あまりにもヒドイ」と苦言を呈されるほど。
ついには、他のメンバーたちが復讐も兼ねて、伊沢拓司さん1人を回答者とした「闇鍋クイズ」を実施(2023年12月に投稿)。
これまで伊沢拓司さんに辛酸を嘗めされられていたふくらP、河村拓哉さん、須貝駿貴さん、こうちゃん(※2023年末で卒業)の4人が、「伊沢ならこのくらい(捻る)」という“食材”をそれぞれ用意し、闇鍋クイズ化。
それらを伊沢拓司さんに解かせ、目標正解数を目指すという企画を行いました。

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