ゲーム『ELDEN RING』の映画化について、世界観構築に携わった作家のジョージ・R・R・マーティンさんが言及したと、海外ゲームメディア・IGNなどが報じている(外部リンク)。
ジョージ・R・R・マーティンさんはIGNが2月24日(月)から開催するイベント「IGN Fan Fest 2025」に出演予定。『ELDEN RING』については、その一環として行われたインタビューの中で言及されている。
該当の取材に対し、ジョージ・R・R・マーティンさんは詳細は語れないと具体的な話は避けながらも「『ELDEN RING』の映画化の話は出ています」と認めている。
『ゲーム・オブ・スローンズ』原作でも知られるジョージ・R・R・マーティン
ジョージ・R・R・マーティンさんは、『ELDEN RING』だけでなく、数多くの作品でヒューゴー賞やネビュラ賞を受賞しているアメリカのファンタジー作家。
世界的ヒットを記録したHBOのドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作『氷と炎の歌』でも知られている。
「IGN Fan Fest 2025」でのインタビューでジョージ・R・R・マーティンさんは、映画化の話が出ていることを認めたうえで「(自分の)本の執筆が数年遅れているため、(映画について自分が)できることが限られている」と説明した。
『氷と炎の歌』シリーズの前作『竜との舞踊』の刊行は2011年。最新作『冬の狂風』の刊行が未定であることから、『ELDEN RING』の映画化に割く時間がないことを懸念しているようだ。
2025年に新作も発売される『ELDEN RING』
『ELDEN RING』は、『DARK SOULS(ダークソウル)』などを手がけたフロム・ソフトウェアの宮崎英高さんによるダークファンタジーゲーム。
ジョージ・R・R・マーティンさんが携わった壮大な世界観の下で、神話的な物語が展開される。
多彩なオープンフィールドと、複雑で立体的につくり込まれたダンジョンを舞台にしたアクション面も高い評価を獲得。国内外の数々のゲームアワードで大賞を受賞している。
『ELDEN RING』が受賞した数々のゲームアワード/画像は『ELDEN RING』公式サイトから
2024年6月には大型DLC『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』を発売。
2025年5月30日(金)には。最大3人プレイ可能な独立タイトル『ELDEN RING NIGHTREIGN』のリリースが控えている。こちらは2月にクローズドネットワークテストが開催されており、期待を集めているところだ。
インタビューでジョージ・R・R・マーティンさんは、「『ELDEN RING』での出来事の5000年、10000年前に何が起こって、現在へと導いたのでしょうか?魔法とルーン文字について、私にはいくつかのアイデアがあり、それをゲームにうまく盛り込むことができました」と『ELDEN RING』の世界観構築について触れている。
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