カプコンの新作ゲーム『モンスターハンターワイルズ』の修正パッチ「Ver.1.000.04.00」の配信が発表された。
3月4日(火)17時より、PCやPlayStation 5など全プラットフォーム向けに、ゲーム内で確認されている不具合に修正対応するという。
公式Xの投稿には、以下の不具合を修正する予定と記載されている。
・条件を満たしているにも関わらず、「食料配給所」や「焚き火料理」が解放されない
・メインミッション Chapter5-2「狂界」においてNPCが表示されず、進行できなくなる
・その他何点かの不具合
カプコン史に残る大ヒット作『モンスターハンターワイルズ』
『モンスターハンターワイルズ』は、2月28日にPlayStation 5、Xbox Series X|S、Steam(PC)向けにリリースされたゲーム。
カプコンの人気シリーズ「モンスターハンター」の最新作として大きな期待を集めたタイトルだ。
リリースから間もなくSteam版の同時接続プレイヤー数は、『ELDEN RING』を超える100万人を突破。Steam向けの情報を網羅するWebサイト「Steam DB」によると、3月1日〜4日までの最高同時接続プレイヤー数は130万人を超えている。
そして、3月4日には、発売から3日で販売本数800万本を達成したことが発表された。これはカプコン史上最速記録である。
大反響の一方で不具合も多数 頻繁に落ちるプレイヤーも
大反響を集める一方、多数の不具合が報告されている。
3月3日にはゲーム公式サイトで、確認されている主な不具合をまとめたリリースノートを公開。修正時期は未定としながらも、随時対応していくと説明した(外部リンク)。
さらに翌3月4日には、Steam版においてゲームが正常に動作しない場合の解決方法をまとめたページが公開されている(外部リンク)。
『モンスターハンターワイルズ』は、もともと快適に遊ぶために要求されるスペックが高いことが話題になっていたゲームでもある。
Steam版に関しては、従来のゲーミングPCのスタンダードとなっていたGPU「GeForce RTX 3060」を使っていても万全とは言えないことがわかったため、PCを組み直す人も多かったはずだ。
高いスペックが要求されることもあってか、プラットフォームに関わらず不具合、あるいは動作が安定しない例が頻出しているのが現状となる。
『モンスターハンターワイルズ』のプレイ画面②
PS5でのプレイヤー「エンディングで3回落ちた」という声も
筆者がプレイヤーに状況を聞くと、反応は真っ二つにわかれた。
「自分のPC(GPUは「GeForce RTX 3060」)では一応動いていて、たまに画面がかなり荒れるぐらいです。もう少し動作が安定してくれると嬉しいですが、大きなバグには直面していません」と、比較的安定しているパターン。
反対に「プレイ環境はPS5(初期ロット)ですが、頻繁に落ちます。序盤のトレーニングエリアで4~5回落ちたのがはじまりで、エンディングロールでも3回落ちました」「ゲーム自体はめちゃくちゃ面白いので本当につらいです」と、全く安定しないパターンもある。
リリースから1週間も経過していないタイミングではあるが、今後長く遊ぶためにも、状況の改善が求められる。

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