デザイナーのNIGO®︎さんが、ファミリーマートとパートナーシップ契約を締結し、同社のクリエイティブディレクターに就任することが発表された。
今後は次世代の店舗および戦略商品カテゴリーのクリエイティブディレクターおよびマーケティングキャンペーンの監修、ファミリーマート店舗のデジタルサイネージメディア「FamilyMartVision」によるマーケティングの開発など、多岐に渡る領域で協業を行っていく予定だという。
NIGO®︎さんとファミリーマートの部門横断プロジェクトチームは、来年の春のデビューを目指し、協業を進めていくとしている。
世界的に活躍するデザイナー/クリエイティブディレクター・NIGO®︎
NIGO®︎さんは、ライフスタイルブランド・HUMAN MADEの創業者兼デザイナー。また、1990年代に登場し、今なお世界的な評価を受けるストリートブランド・A BATHING APE®の創業者としても知られている(現在は退任)。
その他、KENZOやユニクロ(UT)のクリエイティブディレクターとして参画したほか、2025年1月にはルイ・ヴィトンおよびファレル・ウイリアムスさんとの協業なども行い、アパレル/ファッション分野を中心に絶大な影響力を持つ。
アパレル事業とクリエイティブに注力するファミリーマート
ファミリーマートは2021年3月より「コンビニエンスウェア」として、アパレル商品の展開を開始。FACETASMのデザイナー・落合宏理さんを迎え入れ、低価格帯でありながらデザイン性の高い商品を販売してきた。
これが功を奏したのか、一部商品は売切れが続出するなどして話題を集めた。
NIGO®︎さんの招聘によって、「コンビニエンスウェア」だけでなくクリエイティブ全般に注力する姿勢を見せたファミリーマート。同社は「既存のコンビニの枠を超え、さらに人々の生活を豊かにする生活インフラとして進化させる」としてコメントを残している。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント