オープンワールド時代劇アクションアドベンチャーゲーム『Ghost of Tsushima』におけるオンラインマルチプレイモード「Legends/冥人奇譚」のアニメ化が決定した。2027年に公開される。
製作はクランチロール、アニプレックス、ソニー・ミュージックエンタテインメント、PlayStation Productionsの4社が共同。
スタッフは、監督を水野貴信さん、シリーズ構成を虚淵玄さん(ニトロプラス)がつとめ、アニメーション制作は神風動画、音楽はソニー・ミュージックエンタテインメント担当する。
アメリカ・ラスベガスで現地時間1月6日に開催されたテクノロジーイベント「CES 2025」で発表された。
アニメ『Ghost of Tsushima』制作会社コメント
『Ghost of Tsushima: Legends/冥人奇譚』のアニメシリーズ制作にあたって、クランチロール、PlayStation Productions、ソニー・ミュージックエンタテインメントの3社からコメントが届いている。
なお、キャスト(声優)や他のスタッフ、放送/配信形態などは明らかになっていない。続報を待とう。
■クランチロール プレジデント ラウール・プリニさん
PlayStation StudiosとPlayStation Productionsの経験、Sucker Punch Productionsとアニプレックスのクリエイティブチーム、ソニー・ミュージックを代表するアーティスト、そしてクランチロールのファンファーストなグローバルマーケティングなどが一丸となる本プロジェクトは、ソニーグループのクリエイティブシナジーを示すものです。
『Ghost of Tsushima』のアニメ化は、大胆かつ画期的なアニメスタイルで、ファンに本ゲームの新たな楽しみ方を提供します。
■PlayStation Productionsを率いるAsad Qizilbashさん
数々の映画やテレビ作品を通じて、当社が持つゲーム資産のクオリティと多様性を証明してきた当社にとって、初のアニメ作品を発表できることはこれ以上にない喜びです。
『Ghost of Tsushima』の没入感ある世界と、夢幻の世界を舞台にした「Legends/冥人奇譚」モードは、本プロジェクトに完璧なキャンバスを提供します。アニプレックスは、Sucker Punch Productionsの大ヒットゲームを素晴らしいアニメシリーズに翻訳する完璧なパートナーです。
■ソニー・ミュージックエンタテインメント プレミアム・コンテンツ プレジデントのTom Mackayさん
弊社に所属するアーティストがこのような素晴らしいグローバルIPに携わる新たな機会を創出できることを嬉しく思います。総合的な視聴体験において音楽は重要な役割を担います。ソニーのパートナー各社と共に、世界中のファンに向けて魅力的なコンテンツを開発できることに興奮しています。
時代劇アクションゲーム『Ghost of Tsushima』
『Ghost of Tsushima』は、元寇の時代を舞台にしたオープンワールド時代劇アクションアドベンチャー。2020年7月に発売された。
モンゴル帝国(太元)の大軍勢たちによって故郷・対馬を蹂躙された主人公の境井仁(さかいじん)が、武士の名誉を捨て、邪道に生きる鬼となり逆襲する物語。
開発を手がけたのは、アメリカのSucker Punch Productions。
“日本らしさ”を感じさせる高度な表現力が反響を呼び、世界累計実売本数は650万本を突破した。
アニメ化される「Legends/冥人奇譚」は、2020年10月に配信および実装されたオンライン協力型マルチプレイモード。ゲーム本編の物語とは異なる夢幻の世界を舞台に、対馬で語り継がれてきた伝説に登場する“4人の冥人”の戦いが描かれる。
実写映画化も発表済みの『Ghost of Tsushima』
『Ghost of Tsushima』といえば、2021年に実写映画化が発表されている。監督は「ジョン・ウィック」シリーズのチャド・スタエルスキさんが担当する。
2024年6月には海外で、ゴールデングローブ賞受賞ドラマ『SHOGUN 将軍』をプロデュース/主演した真田広之さんの出演が交渉中と報じられた。
今回発表された、アニメ『Ghost of Tsushima: Legends/冥人奇譚』はもちろん、実写映画版 『Ghost of Tsushima』の続報も気になるところだ。
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