BS-TBSのTV番組「X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏」で、タカラトミーの玩具「ゾイド」特集が12月9日(月)23時から放送される。
2024年にシリーズ41周年を迎えた人気玩具の関係者が集結。“ゾイドの生みの親の一人”と称される徳山光俊さんらが、2度のシリーズ終了など、決して平坦ではなかったという道のりを明かす。
ゾイド生みの親たちが明かす開発当時の秘話、ロングランヒットになった秘訣
「X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏」は、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんがMCをつとめるTV番組。
大ヒット企画の関係者たちを集め、企画がなぜヒットしたのかやそのヒットの裏側にあった出来事を追いかけてきた。
毎週月曜23時から放送中。放送後にはTVerおよびTBS FREEでも配信される。
「ゾイド」特集回には、初期からシリーズに携わる徳山光俊さんをはじめ、二階堂輝夫さん(ゾイドエンジニア)、田島豊さん(開発担当)、片山周さん(デザイナー)、内藤豪さん(マーケティング担当)が出演。
開発当時の秘話やシリーズが40年間も親しまれ続けることとなった秘訣を語り尽くす。
プラモデルブームに追随 人気商品として定着した第1期
「ゾイド」はタカラトミーが1983年に始動した玩具シリーズ。
その歴史は主に第1期(1983年~1991年)、第2期(1999年~2006年)、第3期(2018年~現在)と区分され、昭和、平成、令和を通して、子どもだけでなく大人にも愛される玩具として親しまれている。
「機動戦士ガンダム」のガンプラが大ヒットし、プラモデルブームが到来した昭和後期に誕生。シリーズ第1期では、SF的世界観や動物/恐竜と機械を組み合わせた独特のデザイン、モーター等により稼働する“動くプラモデル”として子どもたちの心を掴んだ。
結果、日本国内で1900万体以上が出荷。人気プラモデルとしての地位を確立した。
TVアニメと連動した第2期と、40周年を迎えた第3期
第2期はTVアニメシリーズと連動して再始動。
特に、当時最新技術だった3DCGをフル活用し制作された第1作『ゾイド -ZOIDS-』(1999年〜2000年)は、映像としての完成度から今も高く評価されている。
アニメに登場するゾイドのプラモデルの売れ行きも好調となり、日本国内と海外を合わせて2500万体以上を出荷した。
そして2018年、12年ぶりの完全新作「ゾイドワイルド」シリーズが始動。以降は玩具とTVアニメを展開し、2023年からは40周年企画を続々と発表している。
周年記念プラモデルを多数販売する他、VTuberグループ・ホロライブの白上フブキさん、カプコンのゲーム「モンスターハンター」、MARVELの『スパイダーマン』などジャンルを問わずコラボを実施。特別製のプラモデルを発表してきた。
さらに2023年には大阪や福岡で展示イベントを行い、東京では過去最大規模の展覧会を開催するなど、今なお精力的な動きを見せている。
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