実際に月面でのデータ取得を行う計画に使用される「SORA-Q」は、世界でも珍しい球体から変形する月面探査ロボット。
その開発には、タカラトミーの玩具シリーズ「ゾイド」や「トランスフォーマー」などのノウハウが生かされている。
超小型の変形型月面ロボット「SORA-Q」
名前は、宇宙を意味する「宙(そら)」と、宇宙に対する「Question(問い)」「Quest(探求)」、「球体」であること、そして横からのシルエットが「Q」に似ていることから名付けられた。
これらの機能に加えて、前後2つのカメラが搭載されており、このカメラで撮影した画像を別の探査機を経由して、地球に送信する計画が立てられている。
球体のまま着陸
拡張変形
クロール走行中
バタフライ走行中
「ゾイド」「トランスフォーマー」「アイソボット」の知見を生かす
開発にはタカラトミーの玩具シリーズ「ゾイド」「トランスフォーマー」「アイソボット」の制作において培われた小型化、軽量化の知見と、変形機構に関わる技術が活用された。ゾイド(ZOIDS)「シールドライガー」
トランスフォーマー「PF SS-05 オプティマスプライム」ロボットモード
トランスフォーマー「PF SS-05 オプティマスプライム」ビークルモード
「Omnibot 17μ i-SOBOT」(アイソボット)
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