アニメ『ビーストウォーズ』セレクション版が放送　ラットル役 山口勝平の新録ナレーションも

TVアニメ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』のセレクション放送版『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー アゲイン』が、4月2日（日）から毎週日曜9時15分にテレビ東京系列6局ネットで放送決定。

また、TVでの放送後、映像配信サービス「TVer」と、タカラトミー公式YouTubeチャンネルの「タカラトミーチャンネル」と「タカラトミ―ホビーチャンネル」で、見逃し配信が行われる。

さらに放送当時に人気を博した“対決セット”のオマージュ商品「トランスフォーマー BWVS-01 恒久ビーストの対決」も、8月下旬に発売決定。

【画像】コンボイにメガトロン『ビーストウォーズ』場面カット

90年代にヒットした日本初の3DCGアニメ『ビーストウォーズ』

今回放送が決まった『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー アゲイン』の原作は、1997年〜1998年に放送されたTVアニメ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』。

乗り物や身の回りにあるものがロボットに変形する“トランスフォーマー”が、初めて動物や昆虫、恐竜からロボットに変形し、“ビースト戦士”として活躍する姿を描いた。

惑星エネルゴアを舞台に、機械生命体であるトランスフォーマーたちのエネルギー物質・エネルゴンの源泉を巡り、コンボイ率いるサイバトロン軍とメガトロン率いるデストロン軍が戦う物語だ。

子安武人、千葉繁、藤原啓治らが繰り広げる声優無法地帯

『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』は放送当時、日本初の3DCGアニメ（アメリカ・カナダ制作）として話題になっただけでなく、いまや声優界の大御所となったキャストが多数出演。

主役であるコンボイに『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドなどで知られる子安武人さん、ライバルのデストロン役に『幽☆遊☆白書』の桑原和真役・千葉繁さんが起用されている。 ほかにも山口勝平さん（ラットル）や高木渉（チータス）さん、藤原啓治さん（ダイノボット）、チョーさん（タランス）、飛田展男さん（テラザウラー）らが出演。

数々のアニメに携わる音響監督・岩波美和さんの参加によって、声優陣のアドリブが印象的なコメディアニメに。もはやいい意味で悪ノリと評される自由さは、のちに声優無法地帯とも呼ばれアニメファンの間では語り草になった。

なお、『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー アゲイン』では、山口勝平さんのナレーションが新たに収録され、オープニングやエンディングに使用される。

コンボイとメガトロンの対決が楽しめる玩具

セレクション放送と合わせて発売が決まった玩具「トランスフォーマー BWVS-01 恒久ビーストの対決」は、アニメ放送当時に人気を博した“対決セット”シリーズをオマージュした商品。

ゴリラに変形するサイバトロン司令官・コンボイと、恐竜に変形するデストロンの破壊大帝・メガトロンの対決が楽しめる、日本特別仕様のセット商品として販売される。 アニメのイメージに近づけたカラーを施し、メガトロンの開口歯ぎしりフェイスは当時のオリジナルトイをオマージュしている。

価格は1万5400円で、8月下旬から全国の玩具専門店、百貨店、タカラトミーの公式ショッピングサイト・タカラトミーモール等で発売。タカラトミーモールでは予約受付もスタートしている。

また、この“対決セット”はシリーズ化され、今後も異なるキャラクターのライバル対決を楽しめる商品が続々と登場することになっている。

なお、この夏に公開される実写映画の最新作『トランスフォーマー/ビースト覚醒』には、アニメに登場するビースト戦士たちの参戦が明らかになっている。 © ＴＯＭＹ