台湾のコスプレカメラマンは自らのオリジナルの空間までつくります
近年、台湾では自ら撮影スタジオまでつくってしまうコスプレカメラマンが増えています。その中の1人が、女性カメラマン・Lunaです。もともとアニメやマンガに興味を持っていた彼女。
5年ほど前、大学生の時にComic World Taiwanに参加した際、会場にいた数多くのコスプレイヤーの心のこもったコスプレに心動かされ、コスプレイヤーのカメラマンを始めたとのこと。
彼女は台湾のコスプレカルチャーの特徴について、こう話してくれました。
そして、コスプレ撮影のため、ついに自ら撮影スタジオを設立。日本のコスプレカルチャーのことについてそんなに詳しくないですが、日本ではコスプレイヤー同士が写真を取り合うこともあると聞きました。
台湾ではコスプレイヤーとカメラマンとでは、役割はきっちり分かれています。そして一緒に相談をしながら、撮影のイメージや撮影場所を決めていきます。
文化の違いはありますが、どちらも“一緒に一つの作品に向かって、それぞれの分野の役割を果たす”のは同じです。 Lunaさん
注目の台湾人コスプレイヤー5選!
今回、台湾のコスプレイヤーをずっと撮影し続けてきたLunaに、おすすめの台湾コスプレイヤーを紹介してもらいました!!Ely
http://eeelyeee2.weebly.comMOMO
http://worldcosplay.net/member/rinrinmomoMON(小夢夢)
http://worldcosplay.net/member/monpink/masumi(伊橘)
http://masumi-photo.tumblr.com/HIKO
http://worldcosplay.net/member/HIKO 台湾ガール、やはり恐るべし…!今回ご紹介した台湾ガールたちの、日本人にも負けない、マンガ・アニメ・コスプレに対する愛情。
特徴として、日本だとアニメやマンガを楽しむ選択肢の一つとしてコスプレというものがありますが、台湾ガールの間ではコスプレの比重が高い感じがしました。
そして一番感銘を受けたのは、台湾人のこの「創作に対するどん欲な探究心と行動の早さ」。
日本の創作をここまで愛し、自分たちの文化として昇華させている彼女たちが、これからもどんなムーブメントを起こしてくれるか楽しみです。
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田中佑典
LIP編集部 編集長
1986年生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。クリエイティブエイジェンシー「Yes, I am.」にて様々なメディアの企画/編集の仕事を経て現在はフリーのプランナー/編集者として活動中。アジアにおける台湾、および日台間に着目をし、現在は日本と台湾を行き来しながら、カルチャーマガジン「LIP」の発行をはじめ、日台間での企画やプロデュース、その他クリエイティブサポートを行う。
LIP OFFICIAL WEBSITE http://lipbox.p2.weblife.me
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連載
美人揃い・アジア1のネットリテラシーの高さ・親日国──そんな台湾で暮らす女の子たち中心の、台湾ポップカルチャー最前線を全力レポート! 執筆するのは、台湾にどっぷり浸かった世界で唯一の日台カルチャーマガジン「LIP」編集部の田中さん。 今、彼女たちは何に夢中で、何をして遊び、どんなコミュニケーションが、カルチャーが主流なのか──?
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