季節の変わり目は、天候が不安定。9月になり、秋雨前線や台風のシーズンに突入しました。
突然のゲリラ豪雨に悩まされた夏に引き続き、雨具が手放せない今日この頃です。
そんな中、たくふろさん(@takufrog)が3Dプリンターで制作した、目を疑う傘がXで話題になりました。
3Dスキャンした自身の手を持ち手にした傘です。
【写真】持ち手が“手” 目を疑う雨傘「友人と電話で雑談をしていて今回のアイデアが出た」
8月27日、たくふろさんが「3Dスキャンした自分の手で傘の持ち手を作りました!きもくて最高です」という文言と共に投稿したポストは、執筆現在7000回以上のリポスト、9万以上のいいねを記録。
その制作の経緯について、KAI-YOUがたくふろさんに話を聞いたところ、「友人と電話で雑談をしていて今回のアイデアが出た」とのこと。
曰く、自身の手の3Dモデル自体は、2023年時点で作成しており、傘の開閉機構を活かすべく、寸法含め1時間ほどで今回使用した3Dモデルに修正。
手の部分の造形には、6時間ほどかかったといいます。
使いにくいけど「握ると温かみを感じる良い傘」
この雨傘への反響には、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部の「ダイヤモンドは砕けない」に登場する吉良吉影や、漫画『呪術廻戦』に登場する重面春太らを彷彿とさせる(※)といった声も上がっていました。
※前者は女性の手首を持ち歩く殺人鬼。後者は人の手が柄になっている呪具を武器にしている。
そういったキャラクターからの影響について、たくふろさんは「どちらも知っているキャラクターなのでイメージにはありました」とコメント。
肝心要の使い心地については、「機能面でいえば普通にめちゃくちゃ使いにくいですが、握ると温かみを感じる良い傘に仕上がりましたよ」と話しました。
確かに従来の傘に慣れていると、使い勝手には難がありそう。しかし、その強烈すぎる見た目から、盗まれる心配がなさそうという点では、利があるかもしれません(?)。
なお、たくふろさんは、自身の手の3Dモデルのデータを、3Dモデル共有プラットフォーム・MakerWorldで公開・頒布しています。
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