チケットの予約/購入/販売情報サイトのe+(イープラス)を運営するイープラスが7月31日、ソニー・ミュージックエンタテインメント(略称・SME)の連結子会社となったことを発表した。
今後イープラスでは、SMEが持つ資産を活用し、アーティストなどのIPの収益を最大化する取り組みを強化。
加えて、ライブやイベントを国内外の企業と共同で開催し、「アジア圏を含めたライブエンタテインメント市場の拡大」を図るとしている。
イープラス、総合ライブエンタメ企業に業態を変革
イープラスは、クレジットカード会社のクレディセゾンやソニーグループなどの出資の下、1999年7月30日に「株式会社エンタテインメントプラス」(2015年に現社名に変更)として設立。
2000年にインターネットチケット販売サイト「e+」のサービスを開始。現在は、アーティストのエージェント事業やコンサート・イベント企画制作事業も行っている。
イープラスの発表によれば、今回の連結子会社化は、チケット事業環境の変化を受け、「チケット販売にとどまらない総合ライブエンタテイメント企業としての業態変革に挑戦する」ために実施。
協議の結果、クレディセゾンが保有するイープラス株式の一部をSMEに譲渡し、SMEがイープラスの株式の51%を保有することになったという。
なお、SMEは「エンタテインメントビジネスの発展に向けてイープラスとの連携を促進し、ライブ・イベント業界全体の成長に寄与」していくとしている。
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