スタジオコロリド最新作『好きでも嫌いなあまのじゃく』発表 監督は柴山智隆

『ペンギン・ ハイウェイ』などを手がけるスタジオコロリド

スタジオコロリドは、新進気鋭のクリエイターが集まるアニメスタジオ。初の長編映画『ペンギン・ ハイウェイ』(2018)で、第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。

長編第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』(2020)と第3弾『雨を告げる漂流団地』(2022)は、確かな技術に加えて、観客に寄り添う温かなメッセージと物語が人気を博した。

長編映画のほか、日清食品・どん兵衛のテレビCM、ゲーム『ポケットモンスター ソード・シールド』のWebアニメ『薄明の翼』なども手がけている。

主演声優・小野賢章、富田美憂のコメント

主演声優の小野賢章さんと富田美憂さん

何回かに分けて収録したので、ゆっくりと役と向き合いながら丁寧に進んでいけました。
僕が演じる柊は、お願いされたらなんでも受け入れてしまって、利用されている自分に嫌気がさしているんですが、ツムギとの出会いによって自分が必要とされること、そして自分自身がやりたいことを探していきます。等身大で、意外に頑固なところも魅力的な男の子だと思います。
他にもたくさんの魅力的なキャラクターが登場します。
どんな世代の方でも感情移入できると思います。家族、友達、近しい方とぜひご覧ください!小野賢章さん(八ッ瀬柊役)のコメント

誰でも1度は感じたことのある悩みをテーマに、家族や大切な友達にふと会いたくなるような温かい作品です。
ツムギは鬼の少女ということで、柊をはじめとした沢山の人達と出会いどう成長していくのか、是非楽しみにしていただけた ら幸いです!
大人から子供まで幅広い方にこの作品が届いたら嬉しく思います!富田美憂(ツムギ役)さんのコメント

柴山智隆監督ら制作スタッフのコメント

真夏に降る雪、優しい鬼たち、隠した気持ちは溢れて世界を飲み込みます。
柊役の小野賢章さんには、気持ちを隠すことに自覚がない少年、という難しい役どころを、繊細で奥行きのあるお芝居で見事に演じきっていただきました。富田美憂さんの演じたツムギは、気が強いのに可愛らしくどこか儚げで、存在感のある素敵な 声が鬼の世界と映画全体に説得力を与えてくれています。
気持ちを言葉で伝えるのが苦手だったり、頑張ってるのになんか上手くいかないと感じてる方にも、映画を観て少しでも元気になっていただけたら嬉しいです。柴山智隆(監督)さんのコメント

自分の気持ちを隠して周りに合わせることが当たり前になってしまっている柊くんに制作中、時に自分を重ね、時に保護者よ うに見守りながら並走していました。正反対とも言えるツムギとの出会いをきっかけに巻き込まれていく出来事の中で、それ ぞれがどう変化していき、最終的に何を獲得するのか。是非、二人の奮闘とそれが起こすひと夏のほんの小さな奇跡を一緒に体験して頂けたら嬉しいです。横田匡史(キャラクターデザイン)さんのコメント

女子に引っ張られて旅に出る!これぞ男子のロマンですね!
ツムギも柊も魅力的になるように考えながら描きました。是非見て下さい!近岡直(キャラクターデザイン補佐)さんのコメント

©コロリド・ツインエンジン

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イベント情報

映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』

配信・公開
5月24日(金)よりNetflixにて世界独占配信&日本劇場公開
出演
小野賢章、富田美憂ほか

【STAFF】
監督:柴山智隆
脚本:柿原優子/柴山智隆
キャラクターデザイン:横田匡史
キャラクターデザイン補佐:近岡 直
色彩設計:田中美穂
美術監督:稲葉邦彦
CG ディレクター:さいとうつかさ
撮影監督:町田啓
編集:木南涼太
音楽:窪田ミナ
音響監督:木村絵理子
配給:ツインエンジン・ギグリーボックス
企画・製作:ツインエンジン
制作:スタジオコロリド

【STORY】
山形県に住む高校 1 年生の八ッ瀬 柊(やつせ・ひいらぎ)は、「周りと上手に過ごしたい」「人に嫌われたくない」という想いから気づけば頼まれごとを“断 れない”性格に。自ら進んで“誰かのために”を一生懸命にやってみるも、何かが上手くはいかず、親友と呼べる友だちもいない。
いつものように頼まれごとを引き受けて、なんだか上手く行かなかったある夏の日。人間の世界に“母親を探しに来た”という鬼の少女・ツムギに出会う。 彼女は自分勝手で、柊とは正反対で——。

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