長谷敏司『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』が日本SF大賞に 星雲賞に続く快挙

長谷敏司『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』が日本SF大賞に 星雲賞に続く快挙
長谷敏司『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』が日本SF大賞に 星雲賞に続く快挙

『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』書影/画像はAmazonより

長谷敏司さんのSF長編『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』(早川書房)が、第44回日本SF大賞を受賞した。


日本SF大賞は、日本SF作家クラブが選出する、年度内に発表されたSF作品の中から最も優れた業績を選ぶ賞。


長谷敏司さんは、2015年『My Humanity』に続く2度目の受賞となる。

AI制御のダンサーが主人公の『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』

長谷敏司さんは2001年に『戦略拠点32098 楽園』で第6回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。

長谷敏司さん

円環少女』やAIをテーマにした『あなたのための物語』、装画をイラストレーター・redjuiceさんが担当しアニメ化もされた『BEATLESS』で知られる。


『プロトコル・オブ・ヒューマニティ』は、不慮の事故によって右足を失い、AI制御の義足を身につけるダンサーを主人公とするSF小説。第54回星雲賞にも選ばれている。


長谷敏司さんには、正賞として賞状とトロフィー、副賞として賞金100万円が贈られる。


贈賞式は2024年4月27日(土)、代官山 蔦屋書店にて開催される「SFカーニバル」内で実施。日本SF作家クラブ公式YouTubeで配信される予定だ。

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