衰退する渋谷カルチャーに一石を投じる──気鋭の映像作家によるMVが過激

衰退する渋谷カルチャーに一石を投じる──気鋭の映像作家によるMVが過激
衰退する渋谷カルチャーに一石を投じる──気鋭の映像作家によるMVが過激

『Gimme Action EP』

様々なアーティストが夜な夜な集うウォームアップ・バーとして知られる渋谷道玄坂にある「しぶや花魁」が設立した音楽ブランド「OIRAN MUSIC」。5月15日(木)、同ブランドがプロデュースするオール渋谷ロケの映像作品「Gimme Action」が公開された。

監督は気鋭の映像作家・ショウダユキヒロさんが務めており、楽曲は新世代のテクノ系サウンドクリエイターとして注目を集めるSakiko Osawaさんが担当。ボーカルにはオランダ・アムステルダムの歌姫と名高いSaga Bloomさんを迎えている。

国境を超えたコラボレーションによる渾身の今作は、衰退してゆく渋谷カルチャーに一石を投じる、非常に過激な作品となっている。

また、6月19日(木)には、同曲を収録した『Gimme Action EP』が、iTunes等の音楽配信サービスを通じて世界配信されることが決定している。
Sakiko Osawa - Gimme Action ft. Saga Bloom (OIRAN MUSIC 2014)

新人クリエイターと映像作家

Sakiko Osawaさん

今回公開された映像作品「Gimme Action」の楽曲を手がけるSakiko Osawaさんは、「OIRAN MUSIC」によるプロデュースで、2013年2月に「7 Stars Music」よりデビューしたテクノ系サウンドクリエイター。

デビュー作『Tokyo Disco Beat EP』は、iTunesエレクトロニックアルバムチャートで堂々の2位を記録し、一躍脚光を浴びることとなった。

また、6月25日(水)発売のSF作家・長谷敏司さんの長編小説『BEATLESS』の集大成となる限定セット『BEATLESS“Tool for the Outsourcers”』に付属するコンピレーションイメージアルバムCDに参加することも発表されている。

そんなSakiko Osawaさんの新曲「Gimme Action」の世界観を映像作品として演出したのは、ショウダユキヒロさんだ。

ショウダさんは、震災以降の日本社会の未来を描いたショートフィルム「blind」や、オルタナティブロックバンド・サカナクションの「グッドバイ」、ロックバンド・andropの「Missing」のMVなどを手がけてきた気鋭の映像作家として知られている。
blind

カップリングにはサオリリスとナマコプリ

「Gimme Action」が収録される『Gimme Action EP』のカップリングには、フィルターハウストラック「Welcome To Tokyo ft. namakopuri&Saolilith」が収録。

同曲は、芸術を軸に歌や絵画など、様々な表現で活動するアイドルユニット・ナマコプリと、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の制作を手がけたガイナックス公認のコスプレアニソンDJ・サオリリスさんのボイスをフィーチャーした1曲になっている。

これらを収録した『Gimme Action EP』は、アムステルダムの音楽レーベル「7 Stars Music」より、iTunesとアメリカの音楽配信サービス・Beatportを通じて、6月19日に世界配信される。
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