“2度目”となる3Dモデルお披露目 その背景
VTuberは多くの場合、ローコストで簡単に使用が可能だが動きに制約のあるLive2Dモデルと、ハイコストで準備にも時間のかかる3Dモデルの2種を使い分けて活動している。3Dモデルは活動開始から1年以上後になってから公開される場合が多く、3Dモデルのお披露目は、VTuberファンにとって(活動開始からの)周年記念日や誕生日と並ぶ重要なイベントのひとつである。
そんな3Dモデルのお披露目配信だが、小森めとさんの場合は実は2度目のこととなる。
ななしいんく時代にも3Dモデルのお披露目配信を行っていたのだが、今回は(タイトルにも冠しているように)そのリバイバルだった。
「小森めと」そのまま、774inc.からぶいすぽっ!へ
移籍発表時点でYouTubeのチャンネル登録者38万人と、すでに人気タレントだった小森めとさん。その転身はVTuberシーンで大きな話題となった。事務所所属のVTuberは、名義やキャラクターデザインなどの版権が所属事務所(運営企業)に帰属している場合が多い。そんな中で名義やデザイン、YouTubeチャンネルやSNSまでそのままに、別事務所に移籍するハードルは非常に高いのだ。
ゆえに、彼女の今後のキャリアへの想いを汲んで移籍に同意した774inc.と、柔軟に受け入れたぶいすぽっ!の姿勢は、VTuberシーンの多様な発展の1つの形としてファンからも高い評価を受けている。
にじさんじ、Neo-Porte、CRから仲間が集結
所属事務所を超え、さらにはシーンの壁を超えてさまざまな仲間が小森めとさんをお祝いした。
ゲームを通して輪を広げ、活動の幅を広げていくぶいすぽっ!と小森めとさんを体現したような内容となった。
Switch版『人生ゲーム』実況文化で流行の兆し?
その他、VTuberに関するトピックスとしては、『人生ゲーム for Nintendo Switch』の実況配信が早くも2つランクインした。和気藹々と話しながら盛り上がれる『人生ゲーム』。運に盤面が左右されるゲームシステムはリアクションも取りやすく、配信に向いているゲームと言える。
2020年に発売された『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!』なども似たようなパーティーゲームだが、ストリーマーやVTuberによく実況配信されている。
Nintendo Switch向けに登場した『人生ゲーム』も、配信文化を通して親しまれるゲームになっていくのではないだろうか。
【画像】「Weekly HOT Streaming」11~30位(10/8~10/14)
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