格ゲー世界大会「EVO」終幕 『スト6』優勝はAngryBird、ときどが4位に

格ゲー世界大会「EVO」終幕 『スト6』優勝はAngryBird、ときどが4位に
格ゲー世界大会「EVO」終幕 『スト6』優勝はAngryBird、ときどが4位に

お互いを称え合うAngryBird選手とMenaRD選手/画像はEVO公式X(旧Twitter)より

世界最大級の格闘ゲーム大会「EVO 2023」が、開催地アメリカ・ラスベガスの現地時間8月6日に終幕した。

目玉である『ストリートファイター6』のトーナメントには、およそ7000人のプレイヤーが参加。

アラブ首長国連邦から参加したプロゲーマー・AngryBird選手が頂点に輝いた。

また、2024年に日本で「EVO Japan」が開催されることも発表。こちらは2024年4月27日(土)~29日(月・祝)に有明GYM-EXにて開催される。

毎年夏の格闘ゲームの祭典「EVO」

「EVO」は毎年夏にアメリカ・ラスベガスで開催されている格闘ゲーム大会。

20年以上の歴史を誇り、梅原大吾選手の2004年の「背水の逆転劇」や2017年のときど選手の『ストリートファイターV』部門優勝など、格闘ゲーマー以外にも届く象徴的な出来事の舞台となってきた。

今回は『ストリートファイター6』などのメイン種目8タイトルのトーナメントに約9000人のプレイヤーが参加。

有志が開催するサイドトーナメントも数十タイトルで開催され、連日現地や配信は盛り上がりを見せた。

リリース初となった『スト6』大会王者は誰の手に

『ストリートファイター6』は6月2日にリリースされた「ストリートファイター」シリーズ最新作。リリースされて初となる世界規模の大会ということで、今回の「EVO 2023」はいつも以上に注目が集まっていた。

最終日に残ったのは日本から参戦したときど選手、ハイタニ選手、選手を含めた6名。

ときど選手と翔選手のフルセットまでもつれた対決や、ハイタニ選手が新モード・モダンを用いて操る春麗の強さなど見どころはあったが、3名とも決勝を前に惜しくも敗退。

ときど選手とハイタニ選手/画像はREJECT公式Xから

最終結果は、ときど選手が4位、ハイタニ選手と翔選手が5位となっている。

また、トップ8には藤村」選手、「ネモ」選手もランクインし、TOP24には計16名の日本の選手がランクイン。
AngryBird選手優勝の瞬間
決勝はアラブ首長国連邦のAngryBird選手と、ドミニカ共和国のMenaRD選手のマッチ。

敗者側トーナメントを勝ち上がったMenaRD選手が一度は3-2で勝利し、勝者側トーナメントを進んだAngryBird選手のアドバンテージを帳消しに。

しかしその後は立て直したAngryBird選手が意地を見せ、3-1で見事勝利。約7000人の頂点に輝いた。

「EVO 2023」の『ストリートファイター6』部門は、カプコンの公式世界大会「CAPCOM CUP X」への出場権が掛かった「Capcom Pro Tour」の開幕戦でもある。

そのため優勝したAngryBird選手は、後日開催される「CAPCOM CUP X」への参加資格を獲得している。

「CAPCOM CUP X」は年間チャンピオンを決めるカプコンの公式大会で、『ストリートファイター6』発売記念特別施策として賞金総額200万ドル、優勝者へは100万ドルの賞金が予定されている。
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