可愛いとクールの二刀流・沙花叉クロヱ
以降は、DECO*27さんのオリジナル版「ゾンビ」にコーラスとして参加したホロライブインドネシアのクレイジー・オリーさんが同曲のメインボーカルを担当。同じくホロライブIDの中でも高い歌唱力を持つメンバーのひとりであるムーナ・ホシノヴァ(Moona Hoshinova)さんによる「乙女解剖」のカバーにも、キレのあるセクシーなダンスと高い歌唱力に歓声が上がった。沙花叉クロヱさんの「P.E.T.」
紫咲シオンさん&ラプラス・ダークネスさんの「リップシンク」
そして猫又おかゆさんの「エンドロール」は、しっとりしたラップからはじまり後半一気にスピード感が加速する構成の楽曲。普段の配信ではまったりとした癒やしボイスで人気を集める、猫又おかゆさんのまた別の魅力を伝えてくれる。
極限まで“声”で魅せたホロライブの歌姫・星街すいせい
天音かなたさんの「ヒル」
声質とのギャップで魅せたアイラニ・イオフィフティーン(Airani Iofifteen)さんによる「モザイクロール(Reloaded) 」、キレのあるダンスや歌が印象的な小鳥遊キアラさんとふわっとした癒し系ボイスの七詩ムメイさんがタッグを組んだ「ゴーストルール」、得意のスキルフルなラップではなくハスキーでパワフルな歌で勝負した森カリオペさんの「ヒバナ (Reloaded) 」が次々に披露され、観客の手拍子や歓声がどんどん大きくなっていく。
星街すいせいさんの「プラネタリウム」
ときのそら「5年と言わず、10年、15年と、ずっと」
ときのそらさん「これから先、5年と言わず、10年、15年と、ずっとずっと一緒にいてくれますか?」
もともと「愛言葉」シリーズは、DECO*27さんが自身の活動にかかわってくれる多くの人々への感謝の気持ちを込めて制作した楽曲シリーズとして知られている。また、楽曲内にはDECO*27さんの楽曲の様々な歌詞が引用され、これまでの歴史が走馬灯のように蘇るような構成になっていることも特徴的だ。そんな「愛言葉Ⅳ」をときのそらさんが歌うことで、ホロライブのこれまでに思いを馳せるだけでなく、ライブの最後にこの日のステージの思い出も次々に浮かんでくるような、不思議な余韻が生まれていたのが印象的だった。
同時に、holo*27のオリジナル曲はこれまでDECO*27さんの楽曲ではなかなか聴くことができなかったジャンルの楽曲も多く、ホロライブとDECO*27さんの双方にとって新しい挑戦になっていることも伝わってくる。「hololive 4th fes. Our Bright Parade Supported By Bushiroad」の公演タグ「#ひろがるホロライブ」のひとつの形として、ホロライブの音楽性のさらなる広がりを伝えてくれるようなステージだった。
【写真75枚】“ひろがるホロライブ”の音楽性「holo*27 stage」 ©️ 2016 COVER Corp.
2

この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント