『少女小説を知るための100冊』刊行 名作『花物語』などを紹介する入門書

『少女小説を知るための100冊』刊行 名作『花物語』などを紹介する入門書
『少女小説を知るための100冊』刊行 名作『花物語』などを紹介する入門書

『少女小説を知るための100冊』書影/画像は嵯峨景子さんのTwitterより

多数の少女小説を紹介する書籍『少女小説を知るための100冊』が、3月21日(火)に星海社より刊行される。価格は1300円(税別)。

少女小説の入門ブックガイドとなっており、著者・嵯峨景子さんのTwitterでは書影と帯文が公開。

大河ファンタジー『流血女神伝』で知られる須賀しのぶさん、アニメ化もされた異世界転生ライトノベル『本好きの下剋上』の香月美夜さんが、それぞれ帯文を寄せている。

数百冊以上を紹介する少女小説の入門ブックガイド

著者の嵯峨景子さんは、これまで著書の『氷室冴子とその時代』や『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』、『大人だって読みたい! 少女小説ガイド』(編著)を手掛けてきたライター。

主だった作家名と別の名義で出版され、作家としての経歴に含めない慣例もあった少女小説を研究し、スポットを当て続けてきた。 今回のブックガイドでも、大正時代に国内少女小説の潮流を生んだ吉屋信子さんの『花物語』、アメリカでドラマ化され大きな人気を博した『大草原の小さな家』、児童文学としても親しまれている『赤毛のアン』など計100冊を紹介。

あわせて、「併読のススメ」と題したコラムでも多数の本に言及。数百冊以上の少女小説を紹介し、読み応えあるブックガイドに仕上がっているという。

なお、担当編集・丸茂智晴さんのTwitter(外部リンク)では、本書が取り扱う100冊のリストが順次公開されている。
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