「特殊効果の神」と称されるフィル・ティペット監督
フィル・ティペット監督は、「スター・ウォーズ」シリーズをつくり上げた特殊効果チーム・インダストリアル・ライト&マジック社の一員として活躍した映画監督。1977年に公開された『スター・ウォーズ』第1作では、有名なモンスターチェスのシーンをストップモーションで担当し、その後も同シリーズなどで数々の人気クリーチャーやメカを生み出していった。
『スター・ウォーズ エピソード 6/ジェダイの帰還』では、アカデミー賞の視覚効果賞(特別業績賞)を受賞している。
その後独立してティペット・スタジオを設立。「ロボコップ」や「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズ、『ジュラシック・パーク』などの制作に参画してきた。
その技術には多くの賛辞が集まっており、スティーヴン・スピルバーグ監督は「人生にはフィル・ティペットが必要だ」、ギレルモ・デル・トロ監督は「巨匠であり、師であり、神だ」、ポール・ヴァーホーヴェン監督は「彼以上のマスターはいない」と激賞している。
©2021 Tippett Studio
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