諫山創、岡宮来夢、植木豪、マガジン編集部のコメント
諫山 創(原作)
この度の舞台化の話を聞いた時は、以前大変悲しい事故がありましたので心配になる気持ちがありました。しかし舞台関係者の方々は重々承知の上で、より細心の注意を払い舞台へ臨まれるものだと思います。そういったものを踏まえた上で今回の舞台化を祝福し楽しみにしたいと思います。何より連載が終わった『進撃の巨人』で、観る方も作る方も楽しんでいただけますと嬉しいです。
ありがとうございます。
岡宮来夢(エレン・イェーガー役)
あの『進撃の巨人』がミュージカルになります。いち読者として本当に楽しませていただいているこの作品を、エレン・イェーガーとしてしっかり体現できるように、一つ一つ積み上げて大切に創っていきたいと思います。
人間の怒りや悲しみといった負の感情が込められた作品なので、気軽に観に来ていただくことは難しいかもしれません。でも、そういった生々しい感情、絶望に立ち向かっていく強い想いを、舞台ならではの生の熱量で届けたいと思っています。
必ず皆さんの期待を超える作品になると思います。ぜひ観に来ていただけると嬉しいです。
植木 豪(演出)
原作を初めて読んだ時に、巨人のビジュアルに圧倒され、吹き出した蒸気、剥き出しの筋肉、骨の間からの眼光に巨人の脅威を覚え、この作品の虜となりました。壁に閉ざされた世界から自由を求めて戦うエレン達の姿は力強く、現在の困難な状況に立ち向かう我々の姿とも重なります。
『進撃の巨人』 を愛する全ての皆様に応援いただけるように真摯に向き合い演出させていただきます。
週刊少年マガジン編集部
『進撃の巨人』がミュージカルになります。
ご存知の方も多いと思いますが2017年に一度発表させていただいた舞台を不慮の事故により中止させていただいた経緯があります。今回は別のカンパニーによる取り組みとなりますが、編集部としては当時のスタッフ・出演者・関係者・お客様のことをよく顧みて、今回の舞台に真摯に取り組みたいと思っています。
何よりも安全第一で、そして関わってくださったすべての人が必ず楽しめるものにしていきますので何卒よろしくお願いいたします。コメントはすべて『「進撃の巨人」-the Musical-』の公式サイトから
1億部を突破した大ヒット漫画『進撃の巨人』
諫山創さんによる漫画『進撃の巨人』は、単行本の世界累計発行部数が1億部を超える大ヒット作品。掲載誌『別冊少年マガジン』(講談社)の創刊号となる2009年10月号から連載がはじまり、2021年5月号で完結。11年7ヶ月に及ぶ長期連載のなかでアニメや実写映画など様々なメディアミックス作品が生まれた。
現在アニメ版の最終章となる「The Final Season」シリーズも佳境を迎えており、舞台も上演される2023年にNHKで完結編が放送される。
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