バーチャル美少女ねむ、海外広告企業TBWA Worldwideで「VTuber」解説

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VTubers | Life on the Edge

日本のバーチャルYouTuber(VTuber)に関する5分間の動画「VTubers | Life on the Edge」が、アメリカの広告会社・TBWA Worldwideのカルチャーインテリジェンスチーム「Backslash(バックスラッシュ)」のYouTubeチャンネルで8月19日に公開された。

VTuuber・バーチャル美少女ねむさんとミラことスイスの人類学者・リュドミラ・ブレディキナ(Liudmila Bredikhina)さんによるVTuber研究ユニット「Nem x Mila」が、インタビュー取材を受けている。

バーチャル美少女ねむ&ミラが「VTuber」を解説

動画「VTubers | Life on the Edge」では、日本発の文化として世界に広まった「VTuber」について、アイデンティティや生き方にまでも踏み込まれた解説が行われている。

ミラさんは、日本のVTuberを研究する人類学者という立場から、名前・アバター・声などを纏って、現実とは異なるペルソナとして活動する日本のVTuber文化を紹介。

当事者であるバーチャル美少女ねむさんは、どのような機材を使っているか、バーチャルの存在としてどのような生活をしているか、そして「VTuber」であることが個人のアイデンティティや価値観・生き方にどのような影響を与えるかについて説明した。

VTuber研究ユニット「Nem x Mila」

Nem × Mila

「Nem x Mila」は、VTuberやメタバースが人類・文化に与える影響を研究し、発信しているユニット。

ミラさんは、スイス・ジュネーブ大学の人類学者(修士課程終了)。日本の「VTuber」や「バ美肉」などの現象が人間のアイデンティティやコミュニケーションに与える可能性について着目し、様々な研究レポートを発表。「バ美肉」に関する論文でジュネーブ大学のジェンダー分野の学術賞「プリ・ジャンル」を受賞している。

対するバーチャル美少女ねむさんは、日本のメタバース文化エバンジェリストにして。HTC公式VIVEアンバサダー。自身の体験とVR国勢調査を元に解説書『メタバース進化論(技術評論社)』を出版した。

※記事初出時、一部記述に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。

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